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モンテッソーリ式教育である純心幼稚園で、ルーツが中世騎士団という説もある「フレール・ジャック」を習った


Frere Jacques. Frere Jacques.
Dormez-vous? Dormez-vous?
Sonnez les matines. Sonnez les matines.
Din din don! Din din don!

フレール ジャック、 フレール ジャック
ドルメ ヴー、ドルメ ヴー
ソネ レ マチンヌ 、ソネ レ マチンヌ
ディンダンドン、ディンダンドン

カトリックだからなのか、当時の幼児教育の流行りだったのか、わからないが、純心幼稚園で、このフランス語の歌を習った。というか練習させられた。
おそらく何かの発表会で披露したのだろう。
「いかにも、うちの幼稚園では、こんなすごい歌を歌えます!」みたいな見栄なんだろうと子ども心に思っていたのだが、そのおけげで、この歌詞は今もって口をついてでてくるのだから、いかに早期教育は大きな影響があるか!ということだろう。

この歌、起源ははっきりしないのだが、中世期のテンプル騎士団にもルーツがありそうだというのだから、歴史が深い。
テンプル騎士団は十字軍が聖地エルサレムを奪還した後、巡礼者を護衛する目的で創設された修道士であり戦士の集団なのである。

当時の先生はシスターだったのだが、そこまで理解していて、この歌を習わせたのかどうか、今としては知る由も無いが、もしそうだったとしたら、なかなか興味深いことである。


Frère Jacques [French nursery rhyme] - Barbershop quartet


テンプル騎士団の旗


テンプル騎士団の紋章


1187年のハッティンの戦い。十字軍は聖地エルサレムを失い、これが転換点となった。

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