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「軍艦島グラフィティ」 むらかみ ゆきこ

実は、私はイメージとして「軍艦島好き=廃墟マニア」?という偏見が強く、特に廃墟写真集とかは、手を触れたことすらありませんでした。

そんな頑固な私のココロをおしひらいてくれたのが、この絵本でした・・・・
著者の村上さんは、6歳まで(昭和49年の閉山時まで)、軍艦島で暮らしていた方です。

その中の、この頁。『クァツン クァツン・・・「もうすぐだけんね」と お母さんの声・・・』
一体、どういう島だったんだ!?船に乗るためにトンネルって?
そして海の中の小島のドルフィンって??

ただただ「トンネル」と「ドルフィン」が、どうなってるのか、見たい!
・・・これが、今思えば、全ての始まりでした。

残念ながら、この本、発行部数が極端に少なく、ネット上でも、見つかることはまずありません。
長崎市内の図書館ですら、本館でしか見たことが無い・・という、まぼろしの本!?なのです・・・・

(元記事投稿:2011年02月08日)

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その後、初めて軍艦島に上陸した後、軍艦島ツアー・ガイドとなり、毎日軍艦島に通う日々が来るとは、この頃、夢にも思わなかった。
しかし、実際軍艦島というのは、それぐらいの魅力がある場所・存在であった。

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