見出し画像

水族館をもっと楽しく!自称「水族館廃人」によるたのしい生物図鑑【ふつうの魚編(1/3)】

みなさんこんにちは。新代ゆうです。

近ごろ忙しくてなかなか水族館に行けていないので、これまで撮影した写真を元に自称「水族館廃人」によるたのしい生物図鑑を作ってみようかな~と思います。

いつかやってみたかったんです、こういうの。
というわけで、私の知っている生き物と写真を使って、生物学的な分類と共に図鑑(笑)を作っていこうと思います。

今回まとめる「ふつうの魚(勝手に命名)」こと棘鰭条目(きょくきじょうもく)は、マンボウやクマノミといったよく見るお魚が含まれる巨大なグループで、ヒレにとげとげが付いているのが特徴です。

たのしいひとこと説明と一緒に紹介するので、よければ最後まで見ていってください。

ちなみに分類は学者によって様々なパターンがあるので、違っていても許してください。(小声)

【スズキ目】

スズキ目は脊椎動物のなかでも最大の種数を誇るクソでかグループです。多すぎるので半分は次回に繰り越しです。

「魚」と言われて人が思い浮かべる生き物のほとんどはこのグループにいると言っても過言ではないくらい。(過言かもしれない)

大体が平べったいかたちをしていますが、種類が多すぎて見た目の共通点を上げるのが難しい。
あとスズキ亜目が多すぎるので、今回は彼らがメインになります。

○スズキ亜目(3176種)

オオクチイシナギ(イキナギ科)

深海魚コーナーででっかいカニと一緒に泳ぎがちなオオクチイシナギくん。1~2mくらいあります。大体暗い水槽で写真が撮りづらいので、これは奇跡の一枚です。褒めてください。

キンギョハナダイ(ハタ科)

金魚のような朱色の体色が特徴。泳ぐ様子が綺麗でいつも見入っちゃいます。ハタ科の小型魚は尾びれが人魚的な(?)感じで2手に分かれているのでわかりやすいです。

スミレナガハナダイ(ハタ科)

子どもに落書きされたキンギョハナダイですね。(適当) ちなみにメスは紫の落書きがないので、私はキンギョ(略)と見分けられません。たぶん、キンギョ(略)は背びれに1本長いヒレがあります。

ハナゴイ(ハタ科)

世界でいちばん綺麗な色をしたお魚です。(私調べ) 色が綺麗。すばらしい。すてき。ずっと眺めていたい。ハナゴイの写真が異様な数フォルダにあります。

サクラダイ(ハタ科)

こちらも雌雄でデザインが違います。白い点々がオス、手前のヤツがメスですね。これは雌雄両方を収めた神の写真です。

クエ(ハタ科)

クエですね。クエだな~って感じです。鳥羽水族館で、推されているわけでもないのにあちこちに展示されていてたのが怖かったです。高級魚という噂を聞きました。

タマカイ(ハタ科)

1.5mくらいありました。めちゃくちゃ大きい。でも自分が大きいことに気づいてなさそうな顔がいいですね。

オオクチバス(サンフィッシュ科)

ブラックバスとも呼ばれる魚ですが、「ブラックバス」はオオクチバス属のお魚の総称なので、「ブラックバス=オオクチバス」ではありません。あつ森で釣れすぎたので密かに恨んでいます。

マンジュウイシモチ(テンジクダイ科)

「まんじゅう」「もち」という美味しそうな単語が2つ入っているのに、「石」のせいですべてが台無しのお魚。デザインもあまり美味しそうじゃない。

アマノガワテンジクダイ(テンジクダイ科)

ネーミングセンス◎のお魚さん。本当にそう。天の川で、天竺っぽい。家で飼ったらQOLが上がりそうです。

ネンブツダイ(テンジクダイ科)

尾びれ前の点とお口から目にかけて伸びる黒いラインが特徴的なお魚さん。よく群れで行動しているのを見ます。

シイラ(シイラ科)

別名マヒマヒ。普段は銀色だけど、警戒しているときや水揚げされたときはこの黄金カラーに目覚めるらしい、サイヤ人的なお魚です。

スプラトゥーン運営さん、見てたら「マヒマヒリゾート&スパ」というステージを消してください。(?) 

コバンザメ(コバンザメ科)

サメではありません。騙されましたね。(?)
大きな海洋生物にくっついていることで有名な彼らですが、サンゴ礁の沿岸などでは単独で生息する勇気100%の個体もいるそうです。

ブリ(アジ科)

左上にいるのがブリです(たぶん)。カンパチと若干色が違うらしいのですが、色弱の私にはよくわかりません。成長に伴って名前が変わります。へいハマチ!(「お待ち」とかかってる超おもしろギャグ)

カンパチ(アジ科)

自信はありませんが、左のやつがたぶんカンパチです。ブリはお口の真横、カンパチは少し上に目があります。※ただし自信はないものとする。

イトヒキアジ(アジ科)

糸のようなヒレがあることからイトヒキアジと呼ばれるお魚さん。見かけないようで見かける、ちょっと見かけないイトヒキアジ。この前鴨川シーワールドで見ました。

ロウニンアジ(アジ科)

1~2mくらいの結構大きなお魚さん。背中に入った銀の筋が肉割れを彷彿とさせます。浪人●●アジって名前、普通に悪口ですよね。受験勉強頑張ってほしいです(違う)

シロガネアジ(アジ科)

ルックダウンという英名を持つ、平べったい魚。おそらく二次元の世界に生きています。あまりの平べったさに毎回笑いがこぼれます。

ギンカガミ(ギンカガミ科)

アクアマリンふくしまで観測(?)した、平べったい魚第2弾。ルックダウンの仲間かと思いきや、1科1属1種の一匹狼的なギンカガミくん。

ヒイラギ(ヒイラギ科)

背中の模様が特徴的な小型魚、ヒイラギ。柄のせいなのか泳ぎ方のせいなのかはわかりませんが、メンコとして使ったら強そうだな~って思います。硬そうじゃないですか?

ヨスジフエダイ(フエダイ科)

ヨスジリュウキュウスズメダイといつも名前がごっちゃになります。四筋笛鯛。名前の通り、青い筋が4本あります。

タカサゴ(タカサゴ科)

綺麗な青っぽい体色に、尾びれについた2つの黒い点がチャームポイント。これはタカサゴ本人が言っていました。一緒に映っているのは友達のホンソメワケベラくん。仲良しですね。(ほっこり)

コショウダイ(イサキ科)

時空が歪んだイシダイみたいな柄(?)と、胡椒を振りかけられたみたいな模様が特徴的。胡椒の味はしないそうです。

マダイ(タイ科)

「鯛と言われて思い浮かべる生き物ランキング」で堂々の1位を取ったマダイ。鯛って美味しいですよね。好きです。

オジサン(ヒメジ科)

おじさん。これは本当におじさんみたいな顔だから付けられたそうです。そんなこと言ったらクエもおじさん顔だしナポレオンフィッシュもおじさんだしさっきのルックダウンだっt

ヒメツバメウオ(ヒメツバメウオ科)

ツバメが飛ぶような体型だからツバメウオ。でもツバメウオという種は「マンジュウダイ科」なので、この子はツバメウオに似ているだけです。

テッポウウオ(テッポウウオ科)

口から水を吐きだし、獲物を仕留めます。魚を武器に行うデスゲームがあったら、間違いなく顧客満足度No.1です。でもそんなゲームはありません。

トゲチョウチョウウオ(チョウチョウウオ科)

なんとも表現しがたい、絶妙なデザインのチョウチョウウオ。線が斜めに交わって……えっと……あ、これ黒い目隠ししてるみたいだし、実質五条先生では?(思考放棄)
あとノーマルのチョウチョウウオはカメラロールにいませんでした。

ニセフウライチョウチョウウオ(チョウチョウオ科)

正直に言います。コイツのこと、ずっと「偽フライ」だと思っていました。「偽風来」らしいです。フライってなんだよ。ふうらいってかっこいいな。

ハタタテダイ(チョウチョウウオ科)

白黒の模様と長く伸びた背びれが特徴の熱帯魚。ちなみにニモに出てきたアイツはハタタテダイではなく、ツノダテというよく似た別種です。

タテジマキンチャクダイ(キンチャクダイ科)

成長するとしま模様ができる縦じまキンチャクダイくん。初代パックマンのステージみたいな配色ですね。

サザナミヤッコ(キンチャクダイ科)

この子も初代パックマンカラーですが、成長するとなんとも言えない模様になります。本当になんとも言えないので、気になる方は是非ググってください。「ググる」の意味がわからない方は、まず「ググる」からググってください。

リーフフィッシュ(ポリケントルス科)

和名はコノハウオ。人類の誰もが葉っぱに似てると思っているお魚さん。よく見ると1本のヒゲがあるのも再現度◎ですね。

イシダイ(イシダイ科)

水族館ではちいさい個体が展示されがちですが、大きいもので70cmになるものもいるそうです。白と黒のしましまが綺麗。

クダゴンベ(ゴンベ科)

写真では見づらいですが、秋葉原でよく見るチェックシャツみたいな模様が特徴。顔がかわいいので好きです。


長くなってしまいましたが、今回はここまで。さすがに一部は科名や分類を調べました。私は一般人なので……。

次回はナポレオンフィッシュや熱帯魚などなど、スズキ目の他の種を書いていこうと思います。

新代は毎週金曜日に記事を投稿しています。
フォローはお任せするので、よければ他の記事にもいらっしゃってください。

ちなみに♡を押すとかわいいイラストがでます。ぜひ押してあげてください。

今週のおすすめ記事↓


この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

休日のすごし方

よければ他の記事にもいらっしゃってください✨✨