変な夢シリーズ〜いちご2粒のゆめ〜


ぼんやりと、私の目の前にはいちご2粒が宙に浮いて横に並んでいる。
それが私とともに動いているではないか。

夢の中で私はどこかへ向かっているようだった。
どうやら、学校の授業のようなものに出席しようと
しているみたいだ。
いちご2粒を大事に持って。(といっても、何度も言うが手に持っているのではなく目の前にいちご2粒が浮いていて、私が動くとともにそれらが動いている。)
授業かどこかでいちご2粒が必要らしく、とにかく早くそれらを持って教室に向かおうと歩いていた。
しかし、どうだろう。
私はなぜかそのいちごを一粒ひょいととって口に入れた。夢の中では食べたという感覚はないけれど、
「ああ、食べちゃった」と思っている自分がいる。

一粒だけになってしまったため、もう一粒買いにいかなければならなくなり、とにかく歩いて探しにいくのだが。。
私は学校の校舎内をぐるぐると歩いていると、昔ながらの商店のような店を見つけた。
しかし残念ながらそこにはいちごが売っておらず、がっかりする。
そんな自分をよそに能天気に笑っている店のおばさんが印象深かった。

私は全くあきらめることはなく、はい次、という感じでとにかくいちごが売っていそうな店を探し歩いた。
すると、ここにあるのか?というような店にいちごが売っていた。ほっと一安心する。
そこでいちごを購入すると、また私は歩き出した。
いちごを1パック買ったはずなのに、なぜか私の目の前には全部で2粒のいちごしかなかった。

さて、しばらく歩いていると、不思議なことに私はまた目の前に並んで浮かんでいるいちごを、一粒、ひょいととって口に入れた。
また、か。また食べてしまったのだ。

どうして、意思に反して食べてしまうのだろうか。
呆然としている頃に、目が覚めた。

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