うつ病はマイノリティではなくなってきてる…のに…

これは間違いないと思う。

ちなみに患者数はゆうに100万人を超えていると言われています

私は仕事柄いろんな人と絡む機会があるけれど、元気そうな人でも「実はうつ病の経験が…」と語り出してくれることが多い。

普通は自らうつ病体験を話す人はほぼいない。おそらく私がうつ病経験を発信しているから打ち明けやすいんだと思う。

しかし!それでも!当事目線から見ると「あ〜病気だと理解してくれてるな」と感じることは少ない。なぜだろう?

突き詰めると「診断方法」に原因がある?

何かのせいにしても、解決策にはならんのやけれども…突き詰めて考えるとやはりここに行きついてしまう。

私が診断を受けているうつ病は、現在、一般的には客観的な指標(数値)で診断されることがない。精神科医の長年の経験と勘から診断が下される

DSMがあるのでは?と指摘されそうだけど、まさかあれをそのまま使ってるとは思えんよね…。

これが患者を、そして周りの人間を「奴は本当に病気なのか?」と疑心暗鬼にしてしまう。甘えだと思われてしまう根本的な理由はここにある。

実際はどうか?確かに割合は不明だが、「病気ではない人」が紛れ込む可能性は否定できない。何より証拠がないからだ。私もこんなことを書いておいて、実はうつ病じゃなかったなんてあとからわかったら浮かばれないな…笑

ツラさは主観的なもの

とはいえ、仮にうつ病が完全に解明され、めちゃ効果の高い治療法が確立し、治る病気になったとしても、経験したことがない人からは冷たい言葉が浴びせられることは間違いないだろう。ツラさはどこまで行っても主観的なものなので、体験しなければわからない。

科学技術の進展で「うつ病の症状体験ゲーム」なるものができてしまうまでは、健常者に理解を求めるのは無理な話しではないだろうか。

「理解を期待しないこと」は自分の中ですごく大事にしている。期待していなければ、理解のハードルがグッと下がることにより、相手から理解された「気になる」からだ。メンタルハック!


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