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TTP(徹底的にパクる)の限界

TTPは「守・破・離」の「守〜破」ぐらいまでをカバーしてくれているので、思ったより範囲が広い。

人間関係、ビジネス、その他もろもろ、自分が困っている問題があり、それについて初心者ならばTTPを実践するとある程度の問題は解決できる。

なぜTTPは適応範囲が広いのか?少し考えてみればわかる。

・ベストセラー本は似たような内容
・よく売れる曲はつまんねーけどまぁいい曲だよね
・新しくでできた芸人、〇〇っぽいよね

私たちは常に新しいものを求めているようで、実は求めていない。〇〇っぽい感じが好きだから、意外とオリジナリティはこの世に溢れていなかったりする。

だからTTPだけやってりゃいいんだ。

そう思っていた時期が自分にもありました。はい。

ただしTTPにはいくつか問題がある。

・二番煎じの枠組みから抜け出せない
・本当のファンがつかない
・環境に左右される

「いやいや、私は別にトップは狙ってないんで、二番煎じでいいっすよ」という人もいるだろう。ただしずっと二番煎じだと必ず飽きられてしまう。どこかでオリジナリティを発揮してブランド化しなければ「長く生き続ける」ことは不可能だ。

ビジネスも人間関係も同じだが、最終的には「なんかよくわからんけど、私はこれが好きなんよ。合理的じゃないのはわかってるけどね」という人を身の回りに何人置けるか?が勝負になる。

そして「環境に左右される」とはどういうことか?これはTTPが常に市場を分析した結果を反映しているからだ。二番煎じたちは。市場の動きに合わせて作られた「トップのスタンダード」にちょっと味付けしてる程度だったりする。

トップのスタンダードが変われば、当然こちらも動きを変えなくてはいけない。ひたすらに環境依存。しかしここで「簡単には変えられない問題」が発生してしまう。

人がキャラを変えるのは、相当な覚悟が必要。これまでの全てのお客さんやファンを捨てるぐらいの覚悟がないと無理。大抵の人にそれはできない。

つまりTTPは「意外とギャンブル」だったりするのだ…。


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