がんばりのあとは、ご自愛で
こんばんは、上田です!
秋から短期のお仕事に、11月~12月と、1月後半~3月上旬と行っていたのですが、無事今日すべておさまりました。3月後半にちょっと大きい予定があるので、ひとまず小休憩します。
昨日の晩は寝付きが悪くて、ほぼ今日は寝てない状態で行ったのですが(だめだろ)、振られたお仕事をなんとかちゃんとこなすことができてほっとしました。これからも、小説を書くかたわら外でも働いていこうと思っているので、体調管理は一番の課題ですね……!
幼い頃は体がよわよわでしたが、すこしずつ強靭になっているきがしてます。
最近の課題は「自分の心と体を強化すること」や「大人であろうとすること」なので、体の調子を整えて外で働くことも、そのチャレンジの一環なのです。
短期のお仕事はふたつとも、フルタイム勤務だったのですがちゃんとこなすことができて、だいぶ体が丈夫になったな、と自分で自分をほめるモードに入っています(笑)
明日から久しぶりにゆっくりできるので、まずはよく寝て疲れをとりたいです。湯舟にお湯をためてゆっくりつかりもしたいし、それから何か、美味しいものを調理して体に栄養を行きわたらせたいなぁ。
メールの文面でよく「ご自愛ください」と書き添えたりしますが、ご自愛ってよい言葉だなあ、としみじみ思います。ご自身を大切にしてくださいねという意味だと受け取っていますが、今度語源なども調べたいな。
それにしてもnoteはやっぱり私のホームですね、こうして言葉をつづっていると、心が整っていく。私の今後やりたい夢として、毎日更新の300円/月の読物マガジン(ちゃんと読み応えあって、お得感のあるやつ)をnoteで作ることがあるのですが、今年はその一歩も着手していけたらいいなぁ。でもそのためには毎日更新ができないといけないんだよなあ、と苦笑してます。
300円の毎日更新は、やはり林伸次さんのマガジンをすごいと思っているから、明らかにその影響なのですが。毎朝ちゃんと更新通知が届いて、ちゃんとボリュームがあって「ちょこっと何か読みたい」欲を満たしてくれる、そういうことを書き手として私もやってみたいなあと思うのですよ。
自分が金銭的に潤いたい、という前に「誰かに読む楽しみを提供したい」のだろうなあ。それができるようになれたら、私も「作家」になれるように思います。自分で名乗ってるだけだけど(笑)
でも自分が自分に課している「ちょっとした読みもの的楽しみ」の提供の理想のハードルが高いため、なかなか取り掛かれないでいるのです。だめじゃんか。
私自身は「小説家」という肩書きはあんまり馴染めなくて「作家」のほうが馴染みます。小説をメインに制作する人ではないと、自分を定義しているのもしれないなぁ。エッセイとか、ちょっとした読みものを、広く書いていきたくて、それに見合う何かいい肩書、やっぱり「作家」なのかな……を名乗れるといいのですが……。
noteって日々の息抜きに読むのに、ちょうどいい分量の記事が多いのですよね。親しい人の生活における息づかいを感じられるような。たとえ隣にいなくても、離れた距離で暮らしていても、その人がなんだか近くにいるみたいな。
そういう!日々の!読みものを!書いていきたいという気持ちがあるんですけど!(笑)
言い訳しないで、取り掛かっていくしかないですね。やりたいんだもんって思うのならば。
願わくばいつの日か、私がここでつづるエッセイや物語が、誰かの日々の暮らしの、ちょっとした息抜きになればいいなあと思っているのです。
読んだら、ちょっと体や心がゆるむみたいな。
毎日通勤しているとですね、気温や季節の変化に敏感になるのですよ。こないだまでふわっふわのぼたん雪が降っていて、スノーブーツの中の足指がしもやけになっていた日々だったのに、いまはしもやけは治り、降る雨のなかにもう春の気配が紛れ込んでいます。
最近、私のマイブームは「街を読む」こと。あたかも本の文字を追うように、散歩や通勤で歩く日々の道の風景を「読む」のです。街路樹の幹が苔むしているのに気づいたり、その苔の色をなんと表すのかと考えたり、ホームセンターの通路で普段通らない工具の棚を見て、自分の知らない工具の名前や使い方を知ろうとしたり。田んぼや畑に根雪が残っていて、カラスが二羽も三羽も羽繕いをしているのを見たり。
昔は、風景なんてつまらないと思ってました。本の中の文字や文章だけにしか楽しみを見出せず、その並びの美しさだけが正義だと信じていて、世界の風景や世の中のことには関心がなかった。
けれどよくよく文章というものを考えてみて、はっとしたのですが、文章というのは社会や世界を描くもので。私が美しいと思っていた文章は、自分がずっと関心を持たずにいた風景や社会の書き起こしだったのです。それに気づいたときは、なんて自分は阿呆なのかと思いましたね。
というわけで、最近は運動を兼ねての散歩ほど楽しいものはないですし、youtubeやTverでたくさん街や働く人の映像や社会ニュースを見るようになりました。これもいつか、きっと小説のタネになるのだろうなと思いながら見るので、めちゃくちゃ楽しくわくわくしながら視聴しています。
ものを書くって、自分の視点で社会や世界を編集することなんですよね。(この世界を編集するっていう言葉は、田口ランディさんの本で高校生のときに読みました)
私が300円マガジンを始めるときに、やっぱり必要になってくるのがその視点をどこに持つかなのだと思います。小説を書くときにだって、きっとそうなのでしょう。
外で働いているときの心持ちは、やっぱり家にいるときの心持ちと少し違いがあって、そういう自分の心情や想いの変化も、丁寧に拾っていきたいなと思います。
私は、社会で日々働く人にも自分の物語を読んでほしいと思っているから、あまり「働いているときの、働いている人の気持ち」を忘れたくありません。そんなことを言うと「お前、自分の小説を書く心構えのために外で働きに行くのか?」と笑われそうですが、そうなのかもしれないです。
そんなことも踏まえた、盛大な見返りを求めないライフワークであり道楽が、私にとって小説を書くことなのだと思っています。
日々の暮らしのすきまに、ちょっと入り込む読み物を書けるようになるために。あえて普段より長めにつづってみました。構成は知らん。
では、またnoteで書いていくので、どうぞよろしくお願いします。
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