米津玄師さんの「lemon」で泣いている
米津玄師さんの「lemon」を最近たくさん聞いているのだけれど、聞くたび心を震わされて泣いてしまって痛い人になっている。
この歌は、今思ったのだけれど35年生きてきていきなり私の中の好きな曲トップ1に躍り出そうな勢いである。
こんなにひとつの歌に衝撃を受けたのは初めてかもしれない。
なぜ衝撃を受けるのか、といえば、この曲の中で表されている世界観が、私が描き出したい世界と似ているからだろう。
ゆずの「いつか」を聞いたときも、これはずっと大切にしていく曲、と思ったけれど、今回はそれ以上の凄みをどこかで感じている。
この曲に頬を張られて目が覚めた、というか、私もこういう世界観の作品をつくってみたいと強く思った。
そう、私は世界のイメージをつくりたくて、物語を書いていたんだ、ということにはっきりとこの曲を聴きながら気づかされた。
もうひとつ気づいたことは、私が物語で書き表したいことは、ストーリーではなくて、雰囲気とか、ニュアンスとか、イメージなんだろうな、ということも。
言葉でかけられる魔法。
それをたぶん、つくりあげたくて、物語を書いている。
気づかせてくれて、こんなにすごい曲をつくってくれて、米津玄師さん、本当にありがとう。
これからも、たくさん彼の曲を聴いていきたい。
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