「ダメ人間」になる勇気
毎日忙しく過ごしている人に、ぜひ試してみていただきたい「ダメ人間」。
「ダメ人間」の定義は、人により違うのでやり方はお好きなようにどうぞ。
私のとある1日のダメ人間っぷりと、そこから得られた自己肯定感についてご紹介します。
ワーママで毎日、限界まで走り続けている方におすすめです。
「あれもこれも」からの解放
情報がたくさんあって、無意識に、あれもやった方がいい、これもやらなくちゃと追われるようにタスクが増えていませんか?
私は何かしていないと罪悪感を抱くほど、タスクに埋もれていました。
ワーママとして、家事も子育ても仕事も、全部完璧にしようとしていたことも1つ。
また、たまに平日休みをとって自分だけの時間をつくったら、
家事は早く片付けて、そのあとのフリータイムはカフェに行き、あの本を読んで、お買い物もして……とてんこ盛りの予定にしていました。
やり遂げられたときは充実感があるのですが、
なんだか疲れがとれない感覚がありました。
「今日はトコトンぐーだらするぞ!」と決める
風邪をひき、外出する気になれなかったある休日。
開き直って「今日はトコトンぐーだらするぞ!」と決めたときがありました。
掃除機もかけない、外出もしない。
家でゴロゴロ、本を読んだり、寝たり、とにかく気の向くままにぐーだら過ごしました。
「あ~私、ダメ人間しているなぁ」
このままじゃ、ずっと抜け出せなくなるんじゃないかと思うほど、
何もしなかったのです。
丸1日を、このように無駄な感じで過ごしてわかったことは、
「ダメ人間最高!」ということです。
「ダメ人間」になって見えたもの
たった1日、されど貴重な1日。
ダメ人間として過ごしてしまった私に出てきた感情は、
罪悪感ではなく充実感でした!
これまで、ダラダラ過ごすことはいけないこと、もったいないと
思いすぎて、隙間時間をいかに効率よく過ごすかばかり考えていました。
さらに、ダメ人間になる自分を許せなかった部分もあります。
家事をしなかったら、自分の価値がなくなってしまうのではないか……と。
でも、実際に開き直って「ダメ人間」に徹したら、
「あ~ここまでぐーだらしたらもう満足」
と逆にやる気が湧いてきました!
人間、いつまでもぐーだらしていられないようです。
中途半端に、疲れているのに無理して動き回るより、
割り切って、「ダメ人間」になることを決める!
たまには自分のメンテナンスの日として、
「ダメ人間デー」をつくるのがおすすめです。
ちょっと勇気がいりますけれどね。
「ダメ人間」になることを許せる自分もまた価値ありです!
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