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あり方で引っ張る経営者の姿

9月19日の #対話のコミュニティ ミートアップには、(株)ヤッホーブルーイングの広報、ジンさんこと渡部翔一さんがお越し下さいました。

よなよなエールというビールは知っていましたが、どんな会社か全く知らず…ましてや経営危機に陥ったことがあると聞いて驚きました。
この危機をきっかけに、会社は大きく変貌を遂げたそうです。

「ビールに味を! 人生に幸せを!」
幸せを届けるからにはそこで働くひとも「楽しさ」を感じることが必要。そこで社員それぞれの強みを活かしたチームビルディングが、社員200名を超えた現在も徹底されています。

社長含めスタッフ全員ニックネーム呼び
朝礼の始めは雑談から
強みを書いた名札、ヒアリングでお互いを知る

この三つを実際にやっている会社は少ないと思う

これらは「相互理解無しに仕事は出来ない」という社長、井手直行さんの信念が培った社風です。結果が出るまで3年…胆力がないとなかなか出来ないことです。

お勤めのひとはその社風に驚き(いまお勤めのところのと違いに呆然とし)、経営者はそんな社風を実現できることに驚き、フリーランスはそれを実現したひとに注目し…メンバーは皆、こころ揺さぶられていたようです。

広報の渡部さん自身については、自分の手がけることが世の中にとってどうなのかを考え、やるとなったら現実的に動いていくタイプ。なのでアイデア出しの段階では「それって実際どうやるの?」という調和性や責任感はちょっと引っ込めるのだそうです。

強みを出す場面、抑える場面をわきまえていらっしゃる…わたしはトップ3(内省・収集心・学習欲)が気づけば発動しているので、この「抑える」ができるといいなぁ…。

同じ19日、(株)コルク の佐渡島庸平さんとりょうじさんとのストレングスセッションを拝見しました。佐渡島さんのお名前はこの本↓で知りましたがそれ以外の知識はなし。

『あなたの知らないあなたの強み』古野俊幸 著(2020年 日経BP)

ここで解説されているFFS理論はストレングスとはすこし違う切り口ですが、自己理解とチームビルディングに役立つことは同じです。

井手さんも佐渡島さんも、お一人でも物事を進めていけるエネルギーをお持ちです。そのお二人ともが「チームビルディングの大切さに気づく」ところが興味深かったです。そして、自分から積極的に関わることを手放そうとしている…目的や意味は繰り返し述べるけれど、あとは「あり方」で引っ張りたいという意思を感じました。

佐渡島さんは毎年、クリフトン・ストレングスのテストを受けておられます。かなり順位が変動していることにも驚きました。(その中でも常にトップ10に入っている要素も、もちろんあります)

りょうじさんも、その時の興味関心で順位は入れ替わりますとおっしゃっていました。変化をいとわないタイプのひとは動きが激しいのかもしれません。自分のストレングスに関しても「わたしはこう」と決めつけると枠の外に出られなくなりそうです。強みの解説文を読み直し、都度ピンとくる言葉を大事にしていこうと感じた一日でした。


さて、今回でまとめ記事も一旦最終回。
みずPさん、りょうじさん、事務局のまーちんさん、半年間刺激的な経験をありがとうございました。ついていけるか不安でしたが、要所要所で支えて下さり無事完走できました。

そして、メンバーの皆さん。ブレイクアウトルーム、対話会で大変お世話になりました。年齢や所属に関わりなくフラットに仲良くして下さって、時に大きなプレゼントを頂きました。うれしかった…ありがとうございました。

学校や会社等リアルコミュニティでは逃げ出すことが多かったわたしですが、また戻ってきたいと思う大切なコミュニティになりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんのますますのご活躍を楽しみにしています。
わたしも引き続きSNSやnoteでの発信を続けていきます。またお目にかかるのを楽しみに!

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