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1歳8ヶ月の息子が友達の腕を噛んでしまったお話

こんにちは。星のきのこです。
今回は、1歳8ヶ月の息子が友達の腕を噛んでしまったお話です。


私の息子は、怒った時に噛んだり、髪を引っ張ったりすることがあります。
調べてみると、まだ言葉が上手く話せない1歳半から2歳の頃に、こういった行動に出ることが多いそうですね。


私の息子は、1歳6ヶ月健診の時に、「ブーブー」や「わんわん」と言った言葉を話せず、
言葉の遅れがあるかもと言われました。
正直、今の時期はまだ話せなくてもいずれ話せるようになると気にしていませんでしたが、
噛んだりするのは言葉の遅れの影響もあるのかなと、感じることが多くなりました。


息子の被害を1番受けているのは、1学年上の私の甥っ子で息子のいとこ(2歳)です。
どちらも幼稚園や保育園にまだ入っていないので、よく会って遊んでいます。

会った瞬間は抱き合って仲良しなのですが、
数分後には物を取り合ったり、叩きあったりケンカをして、
その中で息子が噛みついたり、髪を引っ張ったりすることがあります。

息子は甥っ子の行動が気になるようで、
甥っ子の持っているものを欲しがったり、取ったり、
甥っ子も息子に「こっち来ないで」と言ったり、「◯◯(甥っ子の名前)が遊んでたんだよ」とおもちゃを譲らなかったり、

その延長で、よくケンカをしています。

身内同士のケンカと言うこともあり、
様子を見たり、
噛みついたりした時は、息子に「ダメ」と言って止めつつも、
またかぁ〜と少し軽く考えていたところがありました。

ただ、私の母からも
「(噛みついたりするのは)気をつけた方がいいね。」と最近は度々言われ、
私もそうだなぁと思ってはいました。



そんな矢先に、
息子は友達に噛みついてしまいました。

近くの公共施設であったイベントに参加している時に、
息子より学年が上のお友達の腕を、がぶっと噛んでしまいました。

その時はすぐ「すみません、大丈夫ですか?」と声をかけました。
噛まれた子供のお母さんも「大丈夫ですよ」と言ってくれたので、そこまで気にしていませんでした。

その後、
息子がまたその友達に噛みつきそうになりました。
いや、もしかしたら、私は噛みつく前に止めたと思っていたけど、もう噛んでいたのかも。
正直、真相はもう分かりません。

ただ、その時はその友達は泣くこともなくその場を去っていき、
周りの人達も特に反応がなかったので、
私はそんなに気にしていませんでした。


でも、今思えば私の行動が悪かったのです。


その後、噛んだ子供のお母さんから声をかけられました。

厚手の服の上から噛んで歯型がくっきり付いているから、けっこう強く噛んでいると思う。
友達同士だから大丈夫だけど、知らない人の子供だと大変なことになることもある。
幼稚園や小学校になると相手に謝りに行かないといけないこともある。
そうならないように、今のうちにしっかり教えて、噛まないように見てた方が良い。

といったことと、

最初に噛んだ後以降、私が「大丈夫ですか?」とか声をかけてこないことも気になった

と言われました。

少し言葉のニュアンスや表現が違いますが、おおよそこのような内容でした。

怒っているというより、アドバイスをしてくれたという感じで、
育児経験が未熟な私には有難いことでした。

ただ、
初めてママ友さんに、このように声をかけられたので、
いろんな感情に押しつぶされそうになって、
その日は落ち込みました。


他のママ友同士がお話している中、子供を見張ったり道具を片付けたりしていたのに、子供を見てなかったと思われたのかぁとか、
ママ友と話す余裕もなく、子供を見てないといけないのかぁとか、

どこに行っても自分の子供をしっかり見守らないといけないのは当然なのですが、
子供の集まりでママ友と話すのが自分の楽しみになっていたこともあり、
自分の楽しみがなくなるような、ママ友同士が話している輪の中に入れなくなる孤独感を感じるような、
気持ちがつらくなりました。


ただ、冷静に考えると、
息子が友達を噛んだ、それを私が軽く考えていたのは事実。

繰り返してはいけないし、
息子も友達もママ友も私も気持ちよく楽しく過ごすために、

私は息子に噛んだらダメだと教えていかないといけない。
そう思いました。



後日、
役所の保健師さんと相談する際に、噛んだ時の対処法を聞いてみました。

事前にママ同士で話しておく(噛んでしまうことがあること?)。
その場から離れて場面を切り替えたり、距離を置く。
その場ですぐ、ダメだと説明することが大事。後から説明しても伝わらない。
とのことでした。

また、同じ地域の保育園の保育士さんにも相談してみました。

離れた場所にいても子供から目を離さないようにしましょう。
子供がなぜそのような行動をしたのか、子供の気持ちを受け止めて、子供の目を見て伝えるようにしましょう。「〇〇が欲しかったんだね」「〇〇が嫌だったんだね」など。

いろんな場所で相談すると、少しずつ自分の気持ちも整理することができました。
「お母さんは大変だけど、頑張ってね」と声をかけて頂き、育児は1人でしているんじゃないんだなぁと力をもらいました。


また、息子がお友達の腕を噛んでしまった日、
ママ友と話した後は落ち込んで、何も考えられずぼーっとしてしまいました。

息子が噛まなかったらこうならなかったのに…
息子が繰り返し噛んだら…
言うことを全く聞いてくれなかったら…

息子が憎くなるのかもしれない。
息子のことが嫌になって、自分が叩いたり暴力をしてしまうのかもしれない。
と、怖くなりました。

そんなことも頭をよぎりましたが、
そんな日に限って、
地域の知り合いの人や、
擦れ違う人たちに
「今が大変よね」
「かわいいねぇ〜」
とたくさん話しかけられました。

私達家族だけでなく、いろんな人が息子を見てくれてるんだなぁ。
息子を大事にしなきゃなぁ。
息子、やっぱりかわいいなぁ。
と思いました。



きっと今回のことは、
これからの子育てで起こることの序章だと思います。
これからたくさん友達とケンカをしたり、息子が傷つけられることもあるかもしれません。

私もたくさん悩んで、たくさん落ち込むこともあると思います。

でも、息子のためにも、自分のためにも、家族のためにも、息子に関わるみなさんのためにも頑張ります。


読んで頂き、ありがとうございました。

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