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最近読んだ本「みちづれの猫」唯川恵さん作品

こんにちは。星のきのこです。
今回は、最近読んだ本「みちづれの猫」唯川恵さん作品についてお伝えします。

女性と猫が関わる7作品の短編集になっています。市民センターで借りて読んだのですが、この作品を借りた理由は、唯川恵さんの作品を過去に何度か読んだことがあり、どれも好きな作品だったので今回も借りてみました。ちなみに、過去に読んだ作品は、


「人生は一度だけ。」は、大学卒業後に就職した会社を退職する頃、人生に悩んでいた時に読みました。本当に退職して良かったのか不安に思っていましたが、この本の一文「これ以上、頑張らなくていいんだよ」という言葉を見た瞬間に涙があふれてきて、自分が無理をしていたことに気づけました。

「OL10年やりました」は、転職をして経理事務として働き始めた時に読みました。同じ職場に事務員が私しかいなかったので、この本を読みながら、分かる~と共感できたのが嬉しかったです。また、とても強いOLの人たちのエピソードを読んで、私も営業の人に媚びることなく自分の意志を持った強いOLになろうと思いました。

唯川恵さんの作品は、いろんな人の悩みや人間関係に寄り添うような印象です。どの作品を読んでも、悩んでいるのは自分だけではない、ふとしたきっかけで人生が変わっていくと感じるような、人間関係や仕事、恋愛、人生に悩んだ時に読みたくなります。

「みちづれの猫」は、それぞれの人生に猫が関わっていることで人生が好転したり、過去に後悔していたことを見つめ直したり、未来が変わったりしていきます。猫を題材としているので、猫をきっかけに変わっていく話ですが、実際もふとしたところに人生が変わっていくきっかけが転がっているのかなと思いました。

私の母が犬や猫があまり好きではなくペットを飼うことに反対していたので、私は今までペットを飼ったことはありません。もし子供がペットを飼いたいと言ったらどうするのかな、とも少し考えました。

読んで頂き、ありがとうございました。

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