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中小企業に税務調査が来た話⑤

こんにちは。星のきのこです。
今回は、中小企業に税務調査が来た話⑤をお伝えします。

前回、税務調査が来る前から、来て2日目までをお伝えいたしました。
詳しくは以下のマガジンよりご覧ください。


税務調査3日目、午前10時頃調査官の方が来社。
3日目は、主にコピーと、質問攻めでした。

具体的には、
・売上高や売掛金等に対して、仕入高や買掛金等の金額が少ないのはなぜか
・会社が支払いをして、従業員や役員が加入している生命保険の資料を確認したい、どういう目的で加入しているのか
・出勤簿や源泉徴収簿のコピー、提出。役員の退職金について質問
・賞与に関する資料のコピー、提出
・給与、旅費交通費、福利厚生費、接待交際費の元帳をコピーとりながら、気になった経費の領収書等をコピー、提出

といった感じで、税務調査3日間が終了しました。
調査結果はまた後日税理士さんを通して連絡が来るとのことでした。

そして数日後、
税理士さんから連絡があり、
調査官の方が上司と一緒に来社。
こちらも担当税理士さん、税理士さんの事務所の所長さん、社長、役員と揃って対応。
いろいろと話し合った結果、

特に徴収されることもなく、問題なく終わりました。
(今後はこのように対応して下さいという指摘は、いくつかありました)
おそらく、法人に税務調査が入って何事もなく終わるのは稀だと思います。

税務調査が終わってまとめ
・税務調査が来る前年末の資料から遡って見られやすいかも
・大きい金額の売上や仕入については聞かれやすい
・家族経営の会社は、給与関係等が狙われやすい
・とにかく様々な書類に目を通されるので、書類を取り出しやすいように準備しておく。余計な付箋やメモは取っておく
・担当税理士さんと普段からコミュニケーションを取っておくと安心

あとは、調査官の方で変わるのかなと思います。
私の会社に来た方は若かったので、税務調査はこのようなことを聞かれると書かれた本の通りのような質問が多かったです。税理士さん曰く、思わぬことを聞かれたりするので、逆に何が聞かれるのか分かりづらいそうです。
ベテランの方であれば、おそらく狙いを定めてお金を徴収するポイントを押さえてくるのではないでしょうか。ただ、中小企業にはあまりベテランの方は来ない気がします。

私は初めての税務調査で緊張しましたが、
正直、こんなものか~とほっとしました。
調査官の方も人間ですから、よっぽど悪いことをしていない限り、
恐れることはないですね。

読んで頂き、ありがとうございました。

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