リリスちゃんとパラス姐さん。

リリスちゃんは、
月の遠地点です。
ブラックムーンリリスと言われています。
（他にも小惑星リリスさんと、ダークムーンまたはゴーストムーンのような場所もあるよ）


地球から月を眺めてると、今日はでっかいなーとか、今日の月は小さいなーと感じることがあると思います。それは単純に近いか遠いかっていう話なんですけど、その一番遠くて小さく見える月の地点がブラックムーンリリス、黒い月のポイントなんです。

月はわたしのなかで「赤ちゃん力」でもあると思ってるんですよ。

赤ちゃんってお腹すいたー！って泣いたら、お母さんがミルク持ってきてくれるでしょ？
月はすごく純粋な欲求力、「してほしい力」も持っています。


月ならば「ひかりたい」と言わば、太陽が光を与えてくれたんです。
ですがブラックムーンには当たらない。よって満たされないながらも持たされる欲求と読むのが一般的なのです。

よって、ときに「心の闇」だとか、影、満たされてはいけないのに強く求めてしまうことから「少しけしからん欲求」を示すとも言われています。

わたしはね、
人間って、美しくて正しくて、いつも平和を祈ってて、誰かを愛する、清らかなだけな存在じゃなくて、

ときに醜くて、欠陥があって、ガラクタでどうしようもない、そんなところが人間味があって、わたしは好きなんですよ。

すごく美人で演技がうまい女優なのに、スタッフへの態度がヤバくて性格悪いとか、
世界でもっとも優れたスポーツマンで、精神性が高いのに女癖だけは悪すぎるとか、、、

犯罪に及ぶものに関してはなんとか理性を保ってほしいと思いますけどね、自分の狂気的な欲求というのが多少はあるんじゃないかと思います。


一方で、パラス姐さんは、キャリアウーマンタイプと言いますか、男には依存しない！といわんばかりに、知性を駆使して創造力を発揮するところがありますね。

でもこちらも、処女神と呼ばれるあたり、男には屈しない的な何かがあるわけです。

この「ジェンダレス」と言われる時代において、どうなんだと思いますが、
「女性らしく」をどこまでも剥いで剥いで、その枠を取り払っていった矢先には、きっと「やっぱり私は女性なのだ」という発見もあるんじゃないかと私は思うのですよ。

トランスジェンダーさんならその方なりの自分の性があるんじゃないでしょうか？

そこを赤と青に分ける必要はなくて、自分の中の女性らしさ、自分のなかの男性らしさはきっとみんなあるんだと思って。

それだって自分の一部だったんだって思えたときに、そのままの自分でいられるのかも、と思います。やっぱり異性にはない部分、異性が持ってない部分がね、あるからこそ、ひとつで完結してないからこその何かっていうのが、「欲求」を起こすから、おもしろいんじゃないですかね。

今日はお月さんが、そこを通るということで、じゃぶじゃぶデイの自分を観測しながら過ごしてみてください。

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