【西洋/インド占星術のセッション】

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昨日の記事は【山羊座の未熟な火星と成熟した火星】でした。

こちらは久々にモダン西洋占星術の解釈についての話でした。

ネイタル火星山羊座の人はもちろん、山羊座の性質の本質に通ずる部分もあると思います。


【山羊座の未熟な火星と成熟した火星】火星が最も強くなる山羊座における良い点とマイナス点とは…仕事にストイックだが共感力は低い？そしてこのサインでエグザルテーションする理由↓

今回は質問箱(マシュマロという名前です)の特集になります。

何か今回の記事ようにご質問したい方は以下の質問箱からどうぞ。

西洋占星術、インド占星術、
または心理学や簡単な人生相談等々。

丁寧にご質問いただければ丁寧にお返しします↓

それでは今回のご質問はこちら。

◎質問内容↓

こんばんは。

セプタイルのシナストリーですね。

セプタイルは51.26度のマイナーアスペクトの一つです。

なかなか表示できるサイトが少ないですが、
こちらで出すことができますよ。↓

【ノヴァイルやセプタイル、PofやDECへのアスペクトの調べ方】DECへのタイトなアスペクトは引き寄せる人の傾向を示す…ホロスコープのマニアックな感受点の調べ方↓

そして以前、セプタイルと同じくマイナーアスペクトでノヴァイルに関するご質問がありました。

こちらは分かりやすく結婚やパートナー関係を示すアスペクトなので、
シナストリーで気にされる方は多いと思います。

【結婚を示すと言われるノヴァイルのシナストリー】40度のマイナーアスペクト:ノヴァイルはなぜ結婚を示すのか…ハーモニクスの9調波はインド占星術の9分割図=ナヴァムシャから意味がもたらされている？【質問箱の回答】↓

ですが今回はパートナー関係という訳ではなく、
あくまで対人関係での影響についてのご質問のようです。

まず、セプタイルについて過去記事から見てみましょう。

↓

その他のアスペクトについてもこちらで書いています↓

【マイナーアスペクト:8種類の基本と一覧】30-40-45-51-72-135-144-150度【葛藤、または才能を示す隠れたアスペクト】↓

また、マイナーアスペクトはハーモニクス占星術でもよく扱われます。

ハーモニクスはホロスコープを分割して予測をする技法の一つですが、
元々はインド占星術の分割図から着想を得たとの説があります(※諸説あり)

そのためよくインド占星術とハーモニクスに共同の意味がもたらされることがありますが、
個人的にはやはり毛色の違う占術なのでそれぞれ分けて考えた方が良い気がしています。

例えばインド占星術では7分割チャートは「子供」を表すサプターンシャと呼ばれますが、
その意味からしてもセプタイルとはほとんど結び付かないです。

ハーモニクスに関しても元々のマイナーアスペクトとはまた違った解釈もされていますし、
ハーモニクスの開発者または研究者のクラフトやジョン・アディーと
日本でそれを扱っている松村潔先生や神谷光彦氏の解釈もまた異なります。

なので一概にその意味について詳しく語ることはできないですが、
確かに質問者さんの言うようにセプタイルは「宿命」という意味付けをされることがあります。

これは神谷氏の本では読んだことがあるのですが出典の大元がどこなのかは僕は知らないです。

ただ7という数字が神聖視されてることは多く、
それは基本の天体が7つだったり、キリストの定めた休息日(つまり1週間)だったり、

自由の女神像の頭のトゲ？も7つだったりします。

いわゆるラッキー7ですね。

大当たりは777です。

ここから宿命との繋がりまでは分からないですが、
本来的にはこうした神聖な意味合いを持つ数字が7であり、セプタイルです。

で、今回の本題ですが
太陽同士のセプタイルだが相性が良くないとの話ですね。

まずこれはセプタイルが関係無い話になってしまうのですが
隣に位置する天体というのは古典占星術的にそもそもアバージョンです。

これは30度と150度の位置のことで、
今はマイナーアスペクトのセミセクスタイルやクインカンクスに押されてなかなか定着してないです。

あと申し訳ないですがアバージョンを知ってるだけで軽くドヤられたことがあるのですが
インド占星術でも基本として扱う概念なので普通に最初の方に覚えます。
(もちろんインド占星術ではアバージョンとは呼ばないですが)

そしてアバージョンとは「嫌悪」という意味ですから、
そもそもがアスペクトはサイン間の哲学で構成されているので
アバージョンとなるサイン同士は共通の要素=二/三/四区分を持たないので嫌悪する関係性となります。

少し小難しい話となってしまいましたが
要は太陽にしろ何にしても30度の関係性はそもそもが嫌悪し合う仲なので
セプタイルよりはそちらの影響と考えた方が分かりやすいです。



ただもっと分かりやすく言うならば、

太陽というのはそもそもが王者やエゴという意味があります。

太陽は2つもいりません、
王者はこの世に1人だけですからね。

これを今回のセプタイルと結び付けて考えるならば、
太陽というエゴが宿命的にぶつかり合う関係性なのかもしれません。

もしこれが王者(太陽)同士ではなく、
月や金星、その他との惑星の繋がりであればもっと良い宿命として結び付いていたかもしれませんね。

なのでセプタイルが原因と言うよりも、
もしかしたら太陽同士であることが良くない相性として表れている可能性も考えられるかもしれません。

さて、今回はセプタイルというマイナーアスペクトについての話でしたが
ハーモニクスの大元としてインド占星術が源流であった可能性があります。

来月の3月13日(水)〜15日(金)は福岡県で

【インド占星術初心者向け講座】と【対面鑑定】を開催します。

こちらの場所や時間などの詳細は準備ができ次第、
当ブログやメルマガにてご報告させていただきます。

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埼玉講座＆対面鑑定の時の写真。
こちらのレポもまた近々アップします。

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インド占星術の鑑定は今月は埋まっていますが、

シナストリー含めたモダン西洋占星術の鑑定なら都合さえ合えば常時受付しています。

ネイタル鑑定とシナストリー鑑定で価格は変わらないので
60分あれば2人くらいは相性見れると思います。

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