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能楽、海を越える③-2【朝倉大輔 先生】観光編

前回の投稿では朝倉大輔先生に
韓国と香港での公演についてお話いただきました。

こちらの記事では、【観光編】として
大輔先生の香港での裏話をご紹介します。

■朝倉大輔 Asakura Daisuke
シテ方宝生流能楽師
1990年、東京都豊島区出身。朝倉俊樹(シテ方宝生流)の長男。1994年入門。19代宗家宝生英照、20代宗家宝生和英に師事。初舞台「鞍馬天狗」花見(1995年)。初シテ「金札」(2015年)。「翁」千歳(2020年)を披演。



🇭🇰香港の印象
香港に行くと経済成長のスピードを感じました。市街に出れば建設ラッシュで、日本では考えられないような竹の足場を使っていたり。ビジネスで来ている海外の方も多かったですね。
あと、香港の印象としてはコインランドリーがすごく充実している場所だなと思いました。香港は部屋が狭くて洗濯機が各家庭にないようで、僕らも全員分の着替えをコインランドリーで洗濯していました。
乗り物は路面電車(トラム)が面白いですよ。屋上から香港の街並みを見ながら乗るのがおすすめです。あとは、香港には島があるんですけど、島に渡るために乗った船(スターフェリー)も楽しかったのでぜひ。

🇭🇰香港ならではの料理
スポンサーの方が宴席を用意してくださって、「遥々遠いところからありがとうございます。みなさんに精のつくものを用意しました。ただ、高いので限定5食です!」みたいなことを言われて、何が出てくるのかなと思ったら、蛇肉のスープが出てきました。めったに食べられないと思ったので、食べてみたのですが、食感は鶏のささ身なんですけど、臭かったですね...。カエルは臭くなくて食べられますけど、蛇は強烈で。後からスープの薬味として菊の花やパクチー、ワンタンの皮を揚げたものが出てきて、スープに入れてみたら食べられました。香草でごまかさないと難しいですね。

蛇肉のスープ

香港では朝ごはんとしてワンタン麺やお粥の美味しいお店を探してよく食べに行きました。特に麺が違うんですよ。ワンタン麺には幼麺(ヤオミン)という細い麺が使われていて、九州ラーメンの堅い感じで美味しかったですね。

大輔先生おすすめのお店

羅富記粥麺専家
住所:香港皇后大道中144號金利商業大廈地下
アクセス:港鐵(MTR)港島綫 上環駅 E1出口から新紀元廣場を抜けて皇后大道中を東へ徒歩5分。
中環駅 D2出口から西へ徒歩6分。
半山自動扶手電梯(ミッドレベル・エスカレーター)皇后大道中降り口から徒歩3分。


🇭🇰香港バスとビール
最初にお家元と木谷哲也と一緒に行った香港では、お家元が毎日誰かと話し合いをされている間に哲也と観光していました。
とある日に、「昨日、日本人学校の先生におすすめしてもらったバスに乗ってみようか。」ということになりました。スタンレー(赤柱)行きのバスの6番は、2階席の1番前の左側が面白いと言われたので、乗車してみたら、たまたまそこに座れたんです。バスが動き出すと、道路の脇の木がバシバシあたってきてアトラクションみたいでした(笑)。日本じゃ考えられないね、とか言いながらスタンレーまで行きました。

スタンレーにてポーズを決める大輔先生。

スタンレーという場所は海水浴ができるようなリゾート地。バカンスに来ている人がたくさんいて、みんな昼からビール飲んでるんですよね。お寺があったので線香をあげて、写真を撮ってもまだ時間が残ってて。哲也と「どうする?」「まだ時間あるな。」「じゃあ、ちょっと休憩するか。」「ビールあるな。」「飲むか。」ということになって、結局は僕たちもビールを飲んじゃいました(笑)。
ちゃんと約束の時間になってお家元と合流したのですが、お家元から開口一番、「お前ら飲んだだろ。」と言われ、即バレました(笑)。

そのとき僕らは長めに滞在できて、下準備だけで気楽だったので散策もゆっくりできましたが、通常の海外公演は自由時間がほとんどなく、公演が終わって夜だけ空いてるみたいな感じがほとんどだと思います。

🇭🇰おまけ

公演Tシャツを着ている木谷哲也先生。
スポンサーさんが用意してくださったそうです。
大輔先生が海外公演のときに持参したカメラ。


✨朝倉大輔先生の公演情報✨
2024年4月20日(土)の宝生会定期公演で「杜若」のシテを勤めます!


▼チケットはこちら!



こちらの記事も併せてどうぞ♪

■能楽、海を越える【公演編】
韓国と香港での公演について🇰🇷🇭🇰

■「宝生流能楽師をもっと身近に。」
内弟子や子方のころの思い出をお話いただきました。


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