何を検索すべきか 簡易リンク集あり

インターネットの普及は日本において西暦2000年以降。
ミクシィや2ちゃんねるといった日本初のSNS、無料掲示板サービスもその時期以降に流行した。まぐまぐ等のメールマガジンサービスもその時期以降に普及した。
普通の人が気軽に記事を投稿できるブログサービスの普及は、2004年以降。ツイッターの普及は2005年以降。
ニコニコ動画やユーチューブ等の動画サイトの普及は、およそ2010年以降。
つまり、それ以前の時期の出来事や、人々の経験や、科学実験や研究者の意見、解説は、インターネット上に情報が少ない。

またアメブロなど大企業の無料ブログサービスは消えにくいが、個人が契約している有料レンタルサーバー等で運営されているブログの記事は、レンタル費用の支払いをやめたら、そのブログは消滅してしまう。
したがって、かつて存在した記事でも、データが消えてしまったブログ記事、ホームページなどは無数にある。
その一部はインターネットアーカイブという外国の無料サービスに保存されているが、あくまでも一部であって、ネットから消えて誰も保存していなかった情報も多いだろう。
雑誌など紙媒体であれば図書館に残るのだが、個人がネットに書く記事などは、いつ消えてもおかしくはない。
西暦2000年以前の情報は、インターネット上には少ない。

科学論文であれば、過去のものもネットでアブストラクト程度は検索できるというのが今どきは当たり前であるが、「その当時話題になった出来事」を検索しようとすると、過去のある時期より前は情報が極端に少なくなる。

かつて話題になった科学トピックを調べようとしたら、2ちゃんねるの過去ログを検索して、メーリングリストのログを検索して、まぐまぐ等のメールマガジンの過去ログを検索して、、、それでも、西暦2000年以前の出来事は、情報量が少ない。
過去の事は、雑誌出版物や書籍に頼るしかない。
過去の雑誌の記事見出しや、メールマガジンの過去ログタイトル程度は、検索エンジンで表示されることがあるため、結局探し物は検索エンジンからとなる。

知りたい情報を探す入口

DuckDuckGo — プライバシー保護をシンプルに。 昔のGoogleのような検索結果が表示されるため使いやすい

Bing および Bing AI chat Googleでは見つからないサイトが出る事もある


Consensus - Evidence-Based Answers 文書的根拠を列挙するAIチャット
https://consensus.app/search/

Perplexity AI   ChatGPTよりも難しい、硬い話題が得意なAIチャット
https://www.perplexity.ai/

ChatGPT  日常会話のノリで難しい質問にも適当に答えるAIチャット
https://chat.openai.com/

【2021年最新版】論文検索におすすめの検索エンジンは? - Paperpile Guides
https://paperpile.com/ja/g/academic-search-engines/

【論文検索サイト16選】CiNiiだけじゃない!探究の先行研究に役立つサイト - Far East Tokyo
https://www.blog.studyvalley.jp/2021/12/06/cinii/

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その他

意外なところでは、アマゾンの商品レビューや、アメリカのアマゾンのレビュー欄の情報が役立つことがある。またYahoo知恵袋と、ツイッター(名称変更後はX)で過去の期間を指定しての詳細検索で、有用な情報へのリンクが見つかる場合もある。


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