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わたしの気持ち

今回の父の入院に際して、
私はなんとも言いようのない
気持ちになっている。

今までも、父が入院したことはあるが、
それは認知症が発症する前のこと。

今回は認知症発症後の入院。

これから先のことを
考えることが多くなってきた。

また、老人保健施設に入所することになり、
まだ先であろう現実が近づいてきたことへの
なんとも言えない気持ちが整理できないでいた。

父が80半ば過ぎくらいで
起こるであろう事だと思っていたことが、
もう起こったからだ。

私たち家族は、
父が認知症になるなんて
思ってもみなかった。

この気持ちがものすごく
大きな塊となって
心にある。

だから、
やるせない気持ちが
残ったままになっている。

何回か面会に行ったが、
会うたびに、
変わっていく父を見るのが
何とも言えない。
元気でいてくれてるのは
ありがたいことなんだけど。

家に帰ってきたら、
このやるせない気持ちを
どうにかするために、
私は少しの間泣いた。

本当は泣いたらダメなのだろうが、
涙が出てきて仕方がなかった。

姉にも言われたが、
「泣いたらあかん。」と。

確かに、泣くことは、
現実から目を逸らすことをしている。
今の父を受け入れることが大事。

後悔の無いように、
自分なりに父と向き合うということを
私は決めている。

なかなか難しいが、
父のため、自分のためにも
受け入れられるよう心に余裕を。

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