細田朋宏

人が幸せな世の中を目指す政治家志望の20歳です 趣味は政治、朝鮮半島情勢です よろしく…

細田朋宏

人が幸せな世の中を目指す政治家志望の20歳です 趣味は政治、朝鮮半島情勢です よろしくお願いします

最近の記事

食糧援助は飢餓問題解決に有効か  〜朝鮮民主主義人民共和国に対する食糧援助を事例とした考察〜

1. はじめに  当記事では世界の飢餓と貧困の問題に大きな影響を与える食糧援助について現状の問題点を述べる。   また食糧援助の問題点を踏まえた上でより効果的に飢餓と貧困の問題を改善しうる食糧援助の在り方について提示する。  当記事を通し、既存の食糧援助の問題点を明らかにし、飢餓と貧困の問題を本質的に解決しうる食糧援助の在り方を提示することを目指す。 2. 食糧援助の問題点  現在の食糧援助には2つの問題がある。  それは食糧の横流しと援助資金の流用である。前者は食糧援

    • 選挙バー賞作品緊急募集!

      10/18開催予定の選挙バーで「街」をテーマに作品を募集しています 会期は10/14~10/18を予定しています また応募作品の中から来場者の方の投票で「選挙バー賞」を選びたいと考えています 詳細は下記をご覧ください 選挙バー賞 趣旨 選挙をもっとカジュアルに 政治は世界を動かし、我々の生活をも変化させる影響力を持っています。 その政治の中核にあるのが選挙です。 しかし若者の選挙離れが叫ばれる今、その選挙をもっとカジュアルに楽しみたいという選挙バー発起人、細田朋

      • 南北共同連絡事務所の爆破と今後の北朝鮮の軍事的行動

        昨日南北共同連絡事務所が爆破された 北朝鮮は連日、韓国を非難する声明を発出している 昨日の朝、国営メディアの朝鮮中央通信は 朝鮮人民軍総参謀部、党と政府が取るいかなる対外的措置も軍事的に保証する という談話を報じ われわれは、党中央委員会統一戦線部と対敵関係部署から北南合意に従って非武装化された地帯に軍隊が再び進出して前線を要塞化し、対南軍事的警戒をさらに強化するための措置を取れるように行動方案を研究することに関する意見を受け入れた。 また、地上前線と西南海上の多

        • 南北通信連絡線の遮断と金与正氏

          今朝、朝鮮中央通信は朝鮮中央通信社報道として南北間の全ての通信連絡線を完全に遮断すると発表した 連絡線は正午より遮断されるとし、韓国側からの電話に対し北朝鮮側からの応答がないことなどから北朝鮮側の発表の通り連絡線は遮断されたと思われる この連絡線の遮断の理由としては脱北者団体による北朝鮮の体制を批判するビラを風船を活用し散布したことが挙げられている この件に関しては6月4日に金正恩委員長の妹である金与正朝鮮労働党中央委員会第一副部長の名前で南朝鮮当局の黙認の下に「脱北者

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          選挙バーについて

          今日は私が主催する選挙バー(https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2019/32754)について私の考える今後の方向性とそれに込める想いについて書きたいと思います 開始当初の想いと方向性選挙バーを始めたきっかけは日本財団さんの記事にもあるように「選挙でスポーツバーのように盛り上がる」を目的にしていました 方向性や想いも純粋に私の好奇心に沿ったものでした 昨年4月と7月に実施し様々なメディアにも取り上げていただき選挙バーを

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          香港に対する国家安全法の適用について

          現在開催中の全人代(全国人民代表者大会)にて中国は香港に対して国家安全法を適用する審議が始まった。 全人代では確実に採択され香港に国家安全法が適用されるだろう。 ここでは何を根拠に香港に国家安全法を導入できるのか、また国家安全法とは何なのかを簡単にみていきたい。 国家安全法とは?中国で2015年7月に公布、施行された法律であり、インターネットや文化、社会治安の安定、宗教の名を騙る違法活動などから中国の安全を確保するという極めて広範囲にわたる内容であり自由な活動を著しく阻

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          米中関係からみるアメリカ政治の問題点

          中国対外行動の源泉という寄稿文を読んで感じたことを書いておく この寄稿文はジョージ・ケナンのX論文を参考に今後の米中関係に関する提言、考察をまとめたものである そこから私が疑問に感じたことを書こうと思う 中国とナショナリズム寄稿文では中国共産党とソビエト共産党の違いが挙げられている ソビエト共産党はソビエト流の共産主義で世界を埋め尽くすことを目的にしているのに対し中国はナショナリズム、地域覇権を目指している 中ソの共通点としては反米主義が挙げられているが同時にソビエ

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          制御不能な戦争  感想

          暇なので雑誌に載っていたlran Goldenbergさん(https://twitter.com/ilangoldenberg)の寄稿文を読んでいたら中東という自分の関心があまりない地域にも関わらず思いの外面白かったので感想を書いてみる。 この寄稿文はアメリカとイランの緊張状態はピークであり双方の誤算などから小さな衝突が瞬く間に全面戦争に発展する危険性を指摘している。 この寄稿文の筆者はイランの攻撃があればトランプ政権はイランに対して武力を行使するだろうと分析しているが同時

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