埼玉県認知症啓発オレンジ大使の任命について

令和5年予算特別委員会
◆細田善則委員 
高齢者支援、認知症施策の総合的な推進について、主要な施策18ページということで、オレンジ大使という制度で任命されているそうです。その啓発もすばらしいというふうに思いますが、今後その大使の活躍がどのように活用されていくのかと、今、県内で4名ということですので、その負担というか、お願いする仕事量に必要な大使の任命数というのはどのようにお考えでしょうか。

◎福祉部長 
 オレンジ大使につきましては、委員お話しのように、先月2名任命をさせていただきまして、現在4名ということでございます。
 大使の活動の場としては、サポーターの養成講座でありますとか、チームオレンジのステップアップ講座、こういったもので御講演をいただいて、年間10回程度お願いしておりますけれども、やはり御本人のお話というのが皆さんすごい参考になりまして、大変好評を得ているところでございます。
 これからもそういった機会は増えていくのかなと思いますが、ただ、このオレンジ大使の方は誰でもなれるというわけではなくて、その方の症状とか御家族の意向とか、そういったものが非常に重要でありまして、ニーズに応じて何人必要というよりは、今できる方にお願いしているというような状況でございます。
 ですので、我々としては、団体とか市町村とかに、なるべくこういった活動ができる方を是非とも推薦していただきたいということで、お願いしているところでございます。

◆細田善則委員 
 現在の4名の方も、同じ市町村から出ていたり、積極的に推進する市町村とそうでないところのばらつきがあるように思いますので、是非、県内でバランス良く、そして大使の方が均一にというか、あまり増やし過ぎて全然稼働しない大使がいてもしようがないですので、仕事量とバランスさせるようにしていただければというふうに思います。

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