埼玉県の河川への不法投棄摘発について

令和5年予算特別委員会
◆細田善則委員 

 環境部で資料のほうにも提示をさせていただいたとおり、2月5日の地元の笹目川の色なんですけれども、赤黒い色でおります。このようなことがあると、環境の事務所にお願いをして簡易パッチテスト等々、早急にしていただくことは結構なんですけれども、そこで大体終わってしまって原因追究というところまでいかないということでございます。過去にAIでそれを追求するというような検討もなされましたけれども、なかなかそこは実用化しなかったということです。警察と連携をして、こういった不法投棄を摘発していく、そして抑止力を働かせていくという考え方について環境部長の御答弁をお伺いします。



◎環境部長 

 本県では、不法投棄などの悪質事案に厳格に対応するために、出向警察官を産業廃棄物指導課に2名、警察OBを環境管理事務所に7名配置しており、悪質な事案につきましてはこれらの職員を中心に調査指導を重ねておりまして、必要に応じ刑事告発にまで発展させております。

 秩父市田村地内の大規模土砂崩落事例の事案は令和2年12月にございましたが、令和4年6月に行為者3名が逮捕されております。刑事告発などは委員御指摘のとおり、不法投棄への抑止力になると考えております。引き続き、県警と連携してしっかり対応してまいります。

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