笑賭掌人日生立木斤一㉜
2023年
9/8(金)
「かっ」~「った」
河童は芥川龍之介が自殺した動機を考える上で重要な作品だ。
当時の日本社会或いは人間社会を痛烈に風刺若しくは批判した。
副題にどうかKappaと発音して下さいと記されている。
河童若しくは河太郎と呼ばれてほぼ全国に伝承される。
河童橋や河童塚もある。
黄桜のカッパの宣伝が印象に残った。
9/9(土)
「おお」~「える」
大きな古時計は謎が多い。
おじいさんが生まれた朝に買ってきた。
慌ただしい中で誰が買ってきたのだろうか。
今はもう動かないおじいさんの時計。
おじいさんの両親の時計ではないのだろうか。
うれしいことも悲しいことも皆知ってる時計。
外出中も知っているのだろうか。
馬鹿さ加減に少し笑える。
9/10(日)
「なん」~「きる」
南部煎餅には要注意だ。
客先でお茶と一緒に頂いた。
南部煎餅大好きですと言った。
お客様の表情が強張っていた。
津軽煎餅ですと言われた。
津軽と南部の因縁を知らなかった。
岡山市の大手饅頭。
倉敷市の藤戸饅頭。
後者の方が歴史は古い。
赤福餅と御福餅も微妙。
八ツ橋は数社が本家と言い切る。
9/11(月)
「しょ」~「ろう」
正直者が報われる。
当たり前の筈が当たり前でない。
一昔前は働かざる者食うべからず。
現状は働かなくても食う寝る遊ぶ。
正直者が馬鹿を見る。
仏の詩人大使ポール・クローデル。
関東大震災における態度。
英の女性旅行家イザベラ・バード。
財布を紛失した馬子の行動。
どうしてしまったのだろう。
9/12(火)
「ちょ」~「した」
ちょっとだけよ。
子供が夢中になった。
意味は理解していなかった。
大人が嫌悪していた。
それが余計に魅力だった。
加藤茶には瞬発力がある。
それ以外にはクシャミ。
志村けんは持続力がある。
時代によって変化する。
二人を最大限に活かす。
ザ・ドリフターズ。
8時だヨ!全員集合が楽しみでした。
9/13(水)
「はん」~「する」
反対するなら代替案が必要だ。
反対の為の反対はあり得ない。
総論賛成で各論反対も卑怯だ。
利点と欠点を徹底的に議論する。
最終的には多数決で仕方ない。
三権分立の意味を考える。
報道機関の暴走を許さない。
保守と革新の意味を履き違えない。
正直者が報われる社会。
八百長政治を許しません。
9/14(木)
「さい」~「れた」
災害は忘れた頃にやってくる。
寺田寅彦の名言を肝に銘ずるべきだ。
今年は関東大震災から100年だ。
色々な観点から教訓を活かす。
一つ忘れてはいけないことがある。
歴史は学ぶべきものであって裁くものではありません。
現在の常識では測れない。
かけた情けは水に流せ。
受けた恩は石に刻め。
報恩感謝を忘れた。
9/15(金)
「おと」~「する」
大人気無い行動を考える。
残務処理に関係なく帰宅する。
飲み会で乾杯前に飲む。
飲み会にも参加しない。
昭和までの価値観では該当する。
平成及び令和では当たり前だ。
個人の自由を尊重する風潮だ。
おとなげないも読めない。
だいにんきないと読む。
組織が成立しない。
そう遠くない気がする。
9/16(土)
「じゅ」~「った」
十人十色だから面白い。
多様性こそ閉塞感を打開する鍵だ。
区別は良いが差別はいけない。
正直言って意味が理解できない。
差別自体も悪くない。
順位付けすることが悪い。
人間は誰でも割れ茶碗だ。
子供叱るな来た道じゃ。
老人笑うな行く道じゃ。
お互いに弱点を補えば良い。
心からそう思った。
9/17(日)
「なん」~「いた」
ナンとライスの選択肢を迷う。
インド料理店ならではの悩みだ。
カレーライスは名前の通りだ。
白米とサフランライスも選べる。
白米は最初に消える。
郷に入らば郷に従えと考える。
色々と悩んでしまう。
最初から日本人に合わせている。
そう割り切るしかない。
追加料金なしに拘る。
勝手な自分がいた。
9/18(月)
「こい」~「ます」
小石川療養所は享保の改革で設立。
漢方医の小川笙船が目安箱に投函。
大岡忠相等による貧民救済施設。
明治維新では一時的に廃止。
医学館の管轄で貧病院。
文部省から東京帝国大学。
東京大学大学院理学系研究科付属植物園。
小石川植物園(御薬園跡及び療養所跡)。
国の名勝及び史跡に指定されます。
9/19(火)
「しょ」~「んだ」
所得倍増計画と列島改造論。
前者は岸内閣から池田内閣で立案者は下村治。
高度成長期の反動で仕事中毒の原因。
後者は田中内閣で立案者も田中角栄。
不動産投機で物価高と地価高騰。
禍福は糾える縄の如し。
佐藤内閣は経済よりも外交。
絡んだ糸が縄になる。
糸を売って縄を買う。
沖縄問題の原点だ。
9/20(水)
「あん」~「そう」
暗黙知を形式知に変換する。
言語化が難しい職人技の世界。
前者は北斗神拳で後者は太極拳。
動画等で見える化が進展した。
デジタルはゼロかイチで表示する。
アナログは繊細で再生が難しい。
参入障壁で保護されていた技術。
本当の超絶技巧が選別される。
残念ではあるが、違いが分かる人は少なそう。
9/21(木)
「だん」~「ない」
男爵芋は函館船渠専務の川田龍吉に由来する。
渡島別当(現、北斗市)の農園に持ち込んだ。
メークイーン厚沢部(現、函館市)が国内発祥地だ。
前者は煮崩れしやすいので粉吹き芋やコロッケ。
後者は煮崩れしにくいのでカレーや肉じゃが。
その他品種改良が進んでいる。
じゃがいもは生活に欠かせない。
9/22(金)
「どん」~「だよ」
鈍臭いを関西では良く使う。
まだるっこしい、のろい、あほらしい、まぬけ等。
あまり良い意味では用いない。
はしっこいの方が警戒される。
どちらも頭の働きの問題だ。
心若しくは勇気について禁句がある。
それを言われたら男が廃る。
行動で示すか甘んじるかしかない。
それがあいつはヘタレだよ。
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