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笑賭掌人日生立木斤一㉕

2023年

5/21(日)

「はな」~「れる」

花やしきは浅草にある遊園地だ。

江戸時代は茶人や俳人の集会や大奥の女中の憩いの場所だった。

明治時代は第五区に指定されて、浅草と共に発展した。

大正から昭和初期は全国有数の動物園になった。

関東大震災で多くの動物を薬殺、売却して食堂に変更。

国産初ローラーコースターに変遷が偲ばれる。

 

5/22(月)

「ここ」~「した」

こころは夏目漱石の代表作だ。

先生と三島由紀夫を比較する。

前者は個人的な告白。

後者は国民的な警告。

全く異なると思っていた。

夏目漱石は先生に明治の精神を仮託した。

三島由紀夫は否定されることを危惧した。

動機こそ違うものの類似性がある。

複眼を持つ。

独りよがりの勝手な解釈でした。

 

5/23(火)

「その」~「った」

その場しのぎを繰り返す。

原因究明せずに問題を先送りする。

バブル発生は暴力団、戦争は軍隊。

全て誰かに押し付け反省しない。

官僚と報道機関は生き残る。

政治家は選挙しか頭にない。

ローマ帝国はパンとサーカス。

GHQの3S政策は恐ろしい。

Screen、Sport、Sex。

歌舞伎町に住んで不安になった。

 

5/24(水)

「今」~「する」

今昔物語集は平安末期に成立した。

全31巻で8、18、21巻が欠本だ。

冒頭は殆どが今ハ昔で始まる。

天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本)の三部構成だ。

芥川龍之介の羅生門、鼻の元ネタでもある。

当時の日本人は自他や内外を意識していない。

西洋的な心身二元論の影響がない。

現在こそ必要とする。

 

5/25(木)

「安」~「れた」

安近短が旅行で重視される。

費用が安く、距離が近く、日程が短い。

祝祭日が多く、東京一極集中が進む。

箱根、茅ケ崎等の行楽地は人で溢れる。

満員電車で体力を消耗する。

通勤と殆ど変わらない。

日本人は働き蜂と揶揄される。

横並びではなく、独自の視点を持とう。

世界の潮流から取り残された。

 

5/26(金)

「しょ」~「てる」

初回割引を利用する。

二回目以降は高額になる。

断れば良いと安易に考える。

そうは問屋が卸さない。

相手も採算度外視で必死だ。

執拗に勧誘してくる。

気の弱い人は断れない。

説明責任も関係ない。

甘い言葉に誘惑される。

信用度外視の売り掛け。

犯罪や人身売買の温床。

臭い物には蓋をしてる。

 

5/27(土)

アイアイはマダガスカル島だけに生息する。

リスとの類似性から齧歯目に分類された。

標本から乳歯が発見されて霊長目に変更された。

マダガスカル島の哺乳類は独特だ。

真猿類でなく原猿類だけ存在する。

世界最小の霊長類ピグミーネズミキツネザル。

ゴンドワナ大陸から離れて独自に進化をしたんだ。

 

5/28(日)

「かん」~「べる」

考える葦はパスカルの言葉だ。

代表作パンセの冒頭にある。

広大な宇宙で最も弱い存在。

偉大と悲惨、無限と無で揺れ動く。

思考によって宇宙さえ包む。

矛盾に満ちた人間を象徴する。

由来は聖句の傷ついた葦だ。

イザヤ書とマタイ伝福音書。

あしではなくよしと言い換える。

考えると同時に学べる。

 

5/29(月)

「せん」~「した」

扇風機だと思っていた。

どちらも羽を回転させて風を送る。

サーキュレーターだった。

人が涼を取るのではない。

空気を循環させるのが目的だ。

快適を求めて温度を管理する。

夏は暑くて冬は寒い。

当たり前が当たり前でない。

四季ぞれぞれの楽しみ方がある。

それが否定される。

不安になりました。

 

5/30(火)

「そう」~「ます」

操法訓練に初めて参加した。

最初は意味も分からなかった。

選手ではないけど補助をする。

ホース巻きや撮影等がある。

問題点も山積していると聞く。

問題は訓練でなく人だ。

過度な負担は問題外。

家庭や仕事を優先する。

現場対応を全国で統一する。

大規模災害時に役立つ。

地域の協力を望みます。

 

5/31(水)

「だい」~「ない」

ダイバーシティは重要だ。

人種、性別、宗教、価値観等。

閉塞感を打破するのに必要だ。

外圧でなく内なる変化が大切だ。

コンプライアンスが最たる例だ。

まず悪しき慣習を排除する。

ガバナンスを重視すべきだ。

海外から導入するのは良い。

換骨奪胎と自家薬籠。

自分の物にしなければ意味がない。

 

6/1(木)

「とり」~「った」

とりあえず生。

乾杯は全員がビール。

駆け付け三杯。

途中参加者は強制。

一気コールも当たり前。

一昔前は誰も疑わない。

若者は飲み会に参加しない。

アルコール消費量も減少する。

一方で依存症は増加している。

可処分所得の問題。

メーカーの怠慢。

最大の原因を考える。

イメージが悪くなった。

 

6/2(金)

「ほん」~「がる」

本格は本来の格式を指す。

連続蒸留の焼酎甲類。

単式蒸留の焼酎乙類。

乙類でなく本格焼酎を名乗る。

謎解きを主とした本格探偵小説。

それ以外の要素を含む変格探偵小説。

怪奇、幻想、冒険、犯罪等で幅広い。

松本清張が社会派を切り開いた。

綾辻行人から新本格が生まれた。

切り口が更に広がる。

 

6/3(土)

「かい」~「かい」

甲斐犬は虎毛が特徴だ。

中型犬で舌班がある。

鹿犬型で飛躍力に優れる。

耳の角度、三角目の形。

尾っぽの巻き方、飛節の角度。

以上が評価のポイントになる。

日本犬は通常〇〇いぬと呼ぶ。

あきたいぬ、しばいぬ等。

別名はとらげいぬと言う。

かいいぬでは飼い犬と混乱する。

だからかいけんが正解。

 

6/4(日)

「しん」~「ける」

新幹線が運休する。

線状降水帯の影響だ。

積乱雲が次々発生する。

記録的な豪雨となる。

温暖湿潤気候と習った。

気候変動が激しい。

熱帯雨林気候の特徴だ。

地球温暖化が叫ばれる。

地震が頻発している。

江戸末期は寒冷期だった。

大規模災害を想定する。

地域防災が重要だ。

準備をすれば動ける。

 

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