『GRITーやり抜く力』を読んで

『GRIT やり抜く力』という本を読みましたか?

この本の中で、やり抜く人たちに共通する特徴が、4つ紹介されています。

・興味
・練習
・目的
・希望

たとえば、

やり抜く力がある人たちに共通していることの一つは、

「昨日よりも上手くなるように」、と日々の練習を怠らないことです。

やり抜くためには

「上達している」
「成長している」

といった感覚が必要なのです。

この感覚が得られるから続けたくなってくる…
それが、人間の心理なのだと思います。

また上達するには、

「deliberate practice(意図的な練習)」

が欠かせません。

この意図的な練習と呼ばれるものの要件は、次の4つになります。

・明確に定義されたストレッチ目標
・完全な集中と努力
・すみやかで有益なフィードバック
・たゆまぬ反省と改良
「ただ何時間も猛練習をして、自分たちを極度の疲労に追い込めばいいってものじゃない」

効果を毎日同じ時間、同じ場所で、意図的な練習をする習慣をつくることが大切です。

なぜなら、大変なことをするには「ルーティン」に勝る手段はないから。

毎日おなじ時間と場所で練習することを習慣にすれば、重い腰をあげなくても、自然と練習に取りかかることができます。

毎日おなじ時間と場所で「練習」を続けていると、最初は「さあ、始めなくちゃ」と意識しなければ出来なかったことが、いつの間にか自動的にできるようになります。

また、意図的な練習をするために、自分にとって最も快適な時間と場所を見つけることも大切です。

快適であればあるほど、意図的な練習に集中することができるから。

集中を妨げるものは、極力排除しておかなければなりません。

自分自身、「快適な場所」を見つけるのが、いまの課題であることに気づかせてくれた一冊です。



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