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甘酸っぱい思い出、ほろ苦い失恋、そして時を越えて受け継がれる魂。

まだデビュー・アルバム発売前の段階で
UKツアー15公演の全てをソールド・アウトさせ、本国イギリスではキャパ2000人の会場で公演を行うまでに成長したバンドがいます。

その名もPale Waves。

The1975(私も幾度か記事で紹介してます)や
ウルフ・アリス等が所属するUKの気鋭レーベル<Dirty Hit>から全世界待望のデビュー。

「満を持してデビューするペール・ウェーヴスが世界を席巻する」などと様々な媒体で高い評価を得ていた Pale Wavesは 数々の媒体で有力新人として紹介され、「イギリスが生んだスター」とも称されます。

着々とキャリアを重ね、今年の2月には セカンドアルバムが発売されました。



Pele Waves|ペール・ウエーブスは、イングランド マンチェスター出身のインディーズロックバンドです。
大学在学中に リードシンガー/ギタリストのヘザー・バロン・グレイシーが
ドラマーのキアラ・ドランと出会いました。
元々はCreekというバンド名で結成されていましたが。
その後、ギタリストのヒューゴ・シルヴァーニ と ベーシストのチャーリー・ウッドが加わり現在の体制となりました。

まずは そんなペール・ウエーブスの デビューアルバムからのシングルから紹介しようと思います。

Pale Waves/Eighteen

This city depresses me
 この街にいると気分が沈む

But you try to be everything I need
 でも君は私が必要とする全てになろうとしてくれる

We sat on the corner kissing each other
 そんな二人で隅っこに座り込んでキスをした

Felt like I could finally see in colour
ようやく世界に色が付いたって思えたの 


I was eighteen when I met you
 出会った時は18歳だった

Poured my heart out, spilt all my truth
 胸の内を打ち明けて、本音も全て分け合った

I finally felt like I could feel for the first time
 生まれて初めて感情が芽生えた気がする

When I met you
 君に出会ってそう思えたんだよ“

Everybody passed us by
 みんなが私たちの傍を通り過ぎていく

With the same conversation time after time
 同じような会話を繰り返してるからね

I could stay by your side all night
 一晩中でも一緒にいられたらな

Baby, it's just you and me and that's fin
 私たち二人だけ、でもそれでいいよね 

18歳の恋。
なんだか棟がきゅんとする、甘酸っぱい世界ですよね。
青春だなぁ…
 

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それでは次は セカンドアルバム「Who Am I」から Changeという曲を(^-^)/

Pale Waves / Change

この二枚目のアルバムは デビューアルバムと比べてまたがらっと印象も変わりつつ、それでいて ペール・ウエーブスらしい部分を残した絶妙な世界観、サウンドになっていると想いました。

I remember it like it was yesterday
 昨日のことのように覚えてる
My mother didn’t prepare me for this heartache
 こんなに心が痛むなんてお母さんは教えてくれなかった

Why did everything suddenly just change?
 どうして何もかも突然変わってしまうの?

We were lying naked the other day
 この前まで私たちは裸で寝転がっていたのに

Now you act like I’m nobody
あなたは私のことを他人のようにふるまうけど

But you still wanna go down on me
 まだ私のこと気になってるよね

And I know I’m a fool to believe
そう信じてるなんて私、バカみたい

I keep wishing you would change, change
 あなたが変わってくれるようにずっと願ってる
 
It’s no surprise you’re still the same, same
 驚くことじゃないけど
あなたは変わってくれないね

I wish I’d never seen your face, hey
 あなたの顔なんか見なきゃよかった、

You’ve had me a thousand times before
 私は1000回、あなたのものになった

But I’m missing you right now so do it once more
でもまたあなたのことが恋しくなってきたの、だからもう一回だけ

I keep running around in circles, but you stay the same
 私はずっとぐるぐる回ってる、でもあなたは動かない

My expectation keeps me hurting, I shouldn’t feel this way
 あなたに期待することで私自身が傷ついてる、こんな気持ちは嫌なのに

このChange の歌詞の世界観は
個人的に
かつて若いときの失恋の時の思い出と重なりました(^-^;

いまとなっては過去の話だけど。
そうした失恋の経験もあるから今があるのかな。なんて。

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さて、
このペール・ウエーブスのセカンドアルバム、
リリース直後かなり話題に上がったことがありました。

「なんとなく あの人に雰囲気似てていいね」

そう、どうやらそれはやはりペールウエーブスが聴いてきた音楽へのリスペクトなのだと思いますが。

デビュー当時の Avril Lavigne| アヴリル・ラヴィーン のサウンドに近い、と
それがさらにリスナーが2000年代を懐かしむ結果となって現れていたような感じでした。

Pale Waves | Who Am I
Avril Lavigne | Let Go

こうして、20年のときをこえて
アヴリルへのリスペクトを示すバンドが出てくるというのは純粋に素敵なことだと思います。

それでは、最後に そのアヴリルのデビューアルバムから シングル を紹介して今日の締めとします(^^ゞ
読んでくださり、ありがとうございました。

Avril Lavigne / Complicated

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