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ホステルとゲストハウスの違いという論争について

「ホステルとゲストハウスって何が違うの?」
ホステルで働いているというとたまに聞かれるこの質問。

そんなに大差ないです、終わり。

ってしたいところですが、世界中の宿、ざっくり2桁の国の3桁の宿に泊まり(そんなに多くはない)、ホステルマネージャーとして日々過ごしている自分なりの解釈なんかを書いてみようかと思います。

最近はそれぞれが近づいていますし、コンセプトがあってどれとも分類しにくいものや、カジュアルでフレンドリーなホテル(ラブホテルじゃないよ)も増えているため、かなり境界が曖昧になっています。

以前はもっと違いが明確だった気がするし、由来がわかればなんとなくイメージが湧きやすいんじゃないかと思います。

で、昔の傾向は下記のようなもの。

ゲストハウス

・個人、または家族経営
・オーナーや家族が同じ敷地に住んでる
・二段ベッドが基本l
・フロントがない
・アットホーム
・設備が家庭用

ホステル

・会社や団体などか運営
・二段ベッドが基本
・フロントがある
・団体部屋がある
・朝食がついている
・ロッカーがある
・設備が業務用
・自然発生的な交流が多い

ホテル

・個室メイン
・ルームサービス
・モーニングコール
・プライベート性重視

ゲストハウスは個人経営や家族経営のものが多く、家の客間に泊まってるような感じで、設備も家庭用のものがメインなアットホームな雰囲気。

一方で、ホステルは最初から団体を受け入れる準備のできている合宿所のような感じで、設備も業務用だったりして、欧米の大きいところだと給食係みたいな人もいたりする。

もちろん今は、朝食を提供しない小さなところでもホステルと名乗っていたり、会社がゲストハウスを複数経営することも普通にあるため、あくまでもともとの違いの傾向っていうだけですね。

明確に定まってるものでもないですし、断言してる人のほうが胡散臭く感じてしまうレベルのことなので、なんとなくイメージを掴んでおけばいいかと。

例えるなら

バンドでキーボード弾いてる人が、ルーツがクラッシックだから自称はピアニストだったりする感じかもしれない。(違うかもしれない。)

フットサルをメインでやってる人が、スポーツは何が好きですかと聞かれてサッカーと答えるくらいのことかもしれない。(違うかもしれない。)

お笑いやってる人のベースがコントか漫才かくらいの違いかもしれない(違うかもしれない。)

それてきたのでこの辺で終わらせておきます。

ばしょうでした。

そのお金は僕の知識に変わります。