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『好きなことを書いて食べていく』と決めたら読みたい本【厳選14冊】

こんにちは。

ご訪問いただきましてありがとうございます。

ほっとです。


国語が1番の苦手科目だった私がファッションライターなう。「文章力に自信がない」「好きなことを書いて食べていきたい」ライター志願者向けのマガジンです。

今回はおすすめ本について。

デスクのそばにあるお守りのような存在で、うまく文章が書けない時や企画に行き詰まった時、いつも助けてもらっている本です。小説以外の本は年間100冊以上読んでいて、その中で本当に役に立つと思った本をご紹介します。


【目的別】おすすめ本14冊

何を学びたいのか、どんな目的で本を選びたいのかを整理して、本選びをすると実りある読書ができそう。前回の記事『好きなことを書くと決めたら身につけたい5つのスキル』にプラスαをした6つの目的別に本をご紹介いたします。

書く内容を考えるなら

『考具』加藤昌治・著(CCメディアハウス出版)
・・・企画を出すために何をしたらいいかが具体的にわかります。これ一冊を徹底して日常に取り入れると、かなり企画脳がつくれそう。タイトル通り考える道具が書かれていて、すぐに実践できるものばかり。
『思考の整理学』外山 滋比古 ・著(ちくま文庫出版)
・・・思考を整理して自分の頭で考えるためのヒントが詰まっています。企画をする時、何を書きたいかを考える時、いつも役に立つ思考の整理術

どう書くか悩んだら

『新しい文章力の教室』唐木元・著(インプレス出版)
・・・どこから書き始めたらいいのか、なぜ読みにくい文章になってしまうのかがわからなかった私にとっては目から鱗の内容。文章を書く前の準備をすることで、文章の書きやすさが変わりました。
『文章力の基本の基本』阿部 紘久 ・著(日本実業出版社出版)
・・・タイトル通り基本の基本から学びたい初心者向け。ここまで親切に書いてくれている本は今までなかったので、重宝しています。文章力に自信のない人にこそ、読んでほしい一冊。
『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』西岡 壱誠・著(東洋経済新報社)
・・・作文が厄介なのは「失敗した感覚」がないこと、1人ディベートについて書かれた項目は特に読む価値あり。Amazonレビューを見ると評価が4以下だが、構成の問題でしょうか。文章力の基礎を知った上で読むと内容が入ってきやすい気がします。

文章の編集・校閲の基本を網羅したいなら

『エディターズ・ハンドブック 編集者・ライターのための必修基礎知識 (Editor’s Handbook)』 編集の学校/文章の学校監修(雷鳥社出版)
・・・すべての編集者・ライターが読むべきバイブル本。企画から取材、原稿の書き方やデザイン、校正、著作権に関わることまで幅広い内容を網羅しているいます。全350ページを超える濃い内容で、編集者・ライターの辞書のような存在。必読です。

WEBライターとして活動したいなら

『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉』松尾 茂起 ・著(エムディエヌコーポレーション 出版)
・・・ストーリー形式でWEBライティングを学べる斬新なスタイルの本。ベストセラー書籍としてあまりにも有名です。分厚い本で面食らいがちですが、章ごとに書かれたまとめページがわかりやすくそこだけでも絶対に読むべき。
『すぐに使えてガンガン集客! WEBマーケティング123の技』山田竜也・著(技術評論社出版)
・・・集客向けの本ですが、オウンドメディア(ブログ)で記事を書く時に役に立ちます。ブログのアクセスアップのためのマーケティング手法や効果測定の仕方など、好きなことをオウンドメディア(ブログ)で書きたい人にはおすすめです。やや専門的な内容もあるため、興味と必要性はその人次第。
『できるところからスタートする コンテンツマーケティングの手法88』敷田 憲司 ,岡崎 良徳 , 岸 智志 , 納見 健悟 (著)エムディエヌコーポレーション出版
・・・マーケティングの観点から、どういう記事を書いたら面白いかがわかる本。SEOの基本的な知識とBtoB/BtoCそれぞれに向けたオウンドメディアの文章ライティング術を学べます。


自己ブランディングと発信力をつけたいなら

『自己プロデュース力』島田紳助・著(ヨシモトブックス)
・・・あらゆる分野に共通する成功の「分析」の方法や、売れている人には理由があるとわかる本。天才に見える人こそ、人一倍考えて努力をしていると教えてくれました。読み物としても面白く、サクッと読めるのも◎
『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る』ゆうこす・著(幻冬舎)
・・・SNSの活用の仕方と自己ブランディングがとにかくわかりやすいです。変化の早いSNSをうまくキャッチし、自分も柔軟に変化をしていく。ゆうこすちゃんが人気になった裏側がわかりました。すぐに取り入れることができるエッセンスもたくさん詰まっています。

そのほかおすすめ本

『言葉にできるは武器になる』梅田 悟司 ・著(日本経済新聞出版社)
・・・いま注目されているトップライターが人の心を動かす法則を伝授してくれます。思いをどう「言葉」にして「伝える」か、言葉の使い方だけでなく、思考法まで教えてくれる本。読み終えると、言葉の素晴らしさに気がつき言葉をもっと使いたくなるかも。
『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』ロバート・B・チャルディーニ ・著, 社会行動研究会・翻訳(誠信書房)
・・・人が動かされる時の心理メカニズムを書いた本。ライティングの本ではないですが、人の心を動かすとはどういうことなのかを理解するには読んでおきたい名著です。
『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』ジョン・ケープルズ・著, 神田 昌典・監修, 齋藤 慎子 ・翻訳, 依田 卓巳 ・翻訳(ダイヤモンド社)
・・・86年以上読み継がれてきた伝説のバイブル書。人の心を動かす、タイトルやキャッチコピーを考えたい人は必読です。実証的で即効性のある言葉の原則が書かれています。例文が多数掲載されていて、すぐに使える一生モノの本。
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』三宅香帆  ・著(サンクチュアリ出版)
・・・バズる文章の書き方が書かれた、読みたくなる文章作りの本。ある程度文章を書ける人に向けて書かれているので、今の文章をもっと多くの人に読んでほしい人向けの<応用本>。なぜ占い師のしいたけさんの文章に惹かれるのか、なぜ塩谷舞さんの文章は続きが気になるのか、わかりました。

まとめ

上記をカテゴリ別にまとめてみました。

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自分のレベルと目的にあった本選びが効率的なスキル習得に大切だと思ったので、こちら(下図)もよかったら。

私のように文章を書き始めることができない人は『文章力の基本の基本』を。書くことはできるけど、読みにくい文章になってしまうと感じる人は『新しい文章力の教室』や『東大作文』などがおすすめです。さらにステップアップしたい人は右軸にある本がおすすめ。

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終わりに

とある第一線でご活躍の方とお話をしていた時のこと。「ライティングのスキルだけ持っている人に依頼する仕事は、どうしても限られる。企画や編集、WEBの知識を持っている人にはじゃんじゃん仕事が集まる」

ライティングのスキルはあって当たり前(私はまだまだ修行中ですが)。勉強する項目が多くて大変だと感じることも多いですが、フリーランスとして好きなことを書かせていただけるのであれば、自分で勉強し続けるのは当たり前なのかもしれませんね。

まだまだ文章が幼稚で恥ずかしいのですが(泣)書かないことには文章力も鍛えられないので、これからもマイペースに書いていきます。

では、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。ライター頑張りましょう^^

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