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Episode 73 物覚えは良いのです。

私、こう見えても物覚えは良い方です。
それは、覚えなければならないことの本質をとらえられるからだって思います。
きっとそれは子ども時代のプラモデル作成で鍛えられたんだと思うんですよね。

プラモデル作成って、工程全体を見極めてから作らないと上手くできないんですよ。
細かい部分の色塗りとか、組みあがってからでは出来ないこととかもあって、説明書通りに組み立てただけでは「良い仕上がり」にならないんです。
だから自然に「どこから手を付けるか」を考えるようになるわけですが、これって「その先を見通す」ということと同意なんですよね。
逆に言えば、出来上がりを予測して、そうなるように逆にバラしていくことが工程を見極めるってことなのです。
つまり工程表を作るってことは、仕上がりからの引き算(≒逆算)が出来るってことに他なりません。
「なぜその仕上がりになるのか」には明確な理由があって、プラモデル作成の場合は、塗りやパテ埋め、ヤスリがけなどの具体的な制作技術も然ることながら、どの工程を踏んで作成したのかも重要な要素になるわけです。

理由が分かれば、それを「コツ/ノウハウ」として吸収できます。
私は遊びの中で重要なポイントは何なのかを判断する能力が身につけたのだと思います。

時間厳守派の私としては、朝の身支度は分刻みです
これを可能にしたのはプラモデル作成で鍛えた工程表作りだと思うのです。

その結果に到達するのに必ず理由がある。
その結果にするにはどうしたらいい?

思考の中心に、結果に至る理由を求めている私が、必ずいます。
いつも「コツ/ノウハウ」を求めて行動するのですから、物覚えが良いのは当然です。

これは自慢でも何でもありません。
私には発達障害の凸の部分として、理解が早いという特性があると思っています。
でも、ここには予定調和という大きな落とし穴が空いていてですね…。

旧ブログ アーカイブ 2018/11/26

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