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🙀猫、複雑な気持ちになる。「あくびちゃんて誰?💬」

骨折後リハビリ中のオバはん。猫が息子ちゃんちで暮らし始めて5ヶ月。
お誕生日も息子ちゃんちで迎え、9歳になった。

息子ちゃんはよく猫の写真を撮って、オバはんに送ってる。
この日は、オバはんから息子ちゃんに写真が送られてきた。

その写真を見て息子ちゃんとおねえさんは
「うわー、かわいい」などと言ってる。
猫「え?なに?」

「見て、見て、きれいな毛色だね」
「結構大きな声で鳴くんだって」

猫には写真を見せてくれない。
むしろ、ちょっと隠すように見てる。


何?猫には見せられないわけ?

「これ、猫に見せない方がいいよね」
「……だね、このコ、女の子?男の子?」
「うーん、写真だけではわからないねえ」

な、何?
もしかして……..

まさか……新入り猫?


「でもリハビリ中なのに、オバはん、大丈夫なのかな」
「ちっちゃいからね、大丈夫なんじゃないの?」

「はい?何か?」

弟息子ちゃんがオバはんに見せようと自分ちから連れてきた。
ウロコインコの「あくびちゃん」
ご滞在は1週間ほどの予定。

「猫、いないの?」

「話によると、かなり強気なインコさんらしいよ」
「猫とか、一撃でやられるっぽい」
「ごキゲンが悪いと人間も噛むって」

翌日のリハビリで、理学療法士さんはオバはんの指に絆創膏が巻かれているのを見て「指、どうしたんですか?」
「あくびにやられました」
「……..はい?」

髪もボサボサに戻った。

「お見舞いに来てあげたよ」「絶対違うと思う」


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