見出し画像

#80 天下分け目の決戦地「関ヶ原」で「映え」を追及してみた

突然ですが、ネット等で調べたところによると、いわゆる「映え写真」に求められる要素には、おおまかに次のようなものがあるそうです(※所説あり)。
①スポットを選ぶ
②色にこだわる
③アングルにこだわる
④美しいものを取り入れる

そこで今回は「映え写真」を極めるため、仕事場を飛び出してあるスポットに行ってきました。その様子を現地の写真と共にお送りします。

①スポットを選ぶ

夏らしい晴天に恵まれたある日、わたしは夫とともにあるスポットを訪れていました。

そこは色鮮やかな風鈴が無数に揺れる、まさに「映え」を追及するのには最適な場所でした。公式サイトによると、設置された風鈴の数は国内最大級の6000以上とのこと。

ひとたび風が吹くと、ガラス製の風鈴が一斉に涼しげな音を奏で、一瞬、その場の暑さを忘れるほどでした。

ちり~ん♪

風鈴がきれいですね

なになに?

たしかに風鈴はきれいだけど、
写真の左端に移り込んでいるものが気になるって?

ああ、これですね。


風鈴と騎馬武者像?

これは、関ヶ原の合戦で東軍として戦った山内隊の騎馬武者です。当主の山内一豊は、関ヶ原の戦いで大出世をしたんですよ。

なになに?気になるのはそこではなく、「どうして風鈴のとなりに、等身大の武者像があるのか」だって?

それはですね……。

ここは、岐阜県関ヶ原市にある「関ヶ原ウォーランド」という体感型歴史資料館です。敷地内には、200体以上の等身大騎馬武者像たちによって、420年以上前にこの地で展開された天下分け目の関ヶ原の戦いが再現されています。

関ヶ原ウォーランド


つまり、風鈴の隣に武者像があるのではなく、歴史資料館の敷地内に(多分観光客誘致のために)大量の風鈴が設置されていたということなんですね。
※なお、「風鈴まつり2023」は、同年9月30日(土)まででした。


②色にこだわる

さて、再び映え写真の追及に戻ります。

ここから先は

1,330字 / 7画像

¥ 298

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?