かくことは生きること~星野富弘さんに寄せて
「ママ、なぜこの人は口にペンをくわえてまで、絵を描こうと思ったのかな?」
「それは、富弘さんにとって『描くこと』は『生きること』だったからじゃないかな」
2024年4月28日に亡くなられた星野富弘さんは、日本の詩人であり、画家として知られていました。彼は中学教師時代、指導中に負った怪我によって、首から下の体の自由を完全に失ってしまいます。しかし、わずかに動く首の力を使って口に筆をくわえて絵や詩を描き始め、やがてその絵が多くの人の心を捉えるようになるのです。
私が星野富弘さ