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初級のレッスン 慣れてきたその先の話

すっかり大人になってしまってから
英語学習に手をつけてしまった「いもこ」による
ビギナー向けの英語学習体験記です。

こんにちは。いもこです。

季節柄なのか、
レッスン関係の記事を見に来る方が
ちょくちょくいらっしゃる様なので、
初級のレッスンにまつわる記事を1つ。

今日は、私がGabaで初級のレッスンを受けていて、
レッスンを受けること自体に慣れてきた頃に
心がけていたことと、やってて良かったことについてです。

基本的に初級のテキストは内容がシンプルなので、
慣れてくるとテキストの内容に退屈してしまうかもしれません。
Level1なんかだと特に。
そんな時期が来た時に読んでもらえると良いかな、と言う話。

単調になりがち?初級レッスン

Level1の最初のころの私は、
テキストのパートよりその前の
自己紹介とかSmall Talkのパートで
とても緊張して毎回あわあわして、
テキストパートに入るとホッとする、
というのの繰り返しでした。
Small Talkは何が飛び出すかわからずドキドキでしたが、
テキストパートに入れば、
流れに任せれば形になって終わりますから。

最初の最初はそんな感じだった私でも、
テキストの半分くらいを終える頃には、
自己紹介とかSmall Talkのパターンにも
なんとなく慣れてきて
テキストパートの方に気持ちを集中させることが
出来る様になってきました。

とはいえ、とてもシンプルで簡単なやりとりの練習です。
言って返って一往復、はい次、みたいな感じ。
文章はとっても短いですし、
文法も単語も全部知っていることが多いです。
それでも、英文を声に出して言う練習だと思って
積極的に取り組むのですが、
1unitがすんなり終わってしまうこともしばしば。
あまりにもサクッと終わりすぎて
「これで良いのかな?」と思うことも。

インストラクターの進め方も様々

そんなレッスンを受けているうちに感じた傾向。
出来たなと思ったら、先へどんどん進める先生と、
パッとやってみてこれくらいできるなら、という感じで
ちょっと肉付けした(expand)内容を教えてくれる先生がいる。
私はこの肉付けしてくれるレッスンが好きで
そのようにしてくれる先生を積極的に指名するようになりました。

肉付けインストラクターのレッスンとは?

肉付けしてくれる先生のレッスンでは、
テキストでの例文どおりだと、
言って返って一往復で終わるところを、
その次の言って返ってを教えてもらえました。
それで一往復だけではなくちょっとした会話の形になります。

その「会話ができている」という感覚が楽しくて、
わたしからも会話が続けられるように
予習の時に、例文の後にどんなふうに続けるか想像して、
言う内容を用意してからレッスンに挑み、
言って返っての後、余裕があれば、
勝手に会話を続けてみるということをやり始めました。
当然うまく言えないないことも多く、
Nice try! で言いたかったことをくみ取ってもらって
いい感じの言い方を教えてもらって、
それもあわせてシミュレーションをする、という感じに。

いきなり始めて大丈夫?

その頃の英語力では、
「このまま続けて良いですか?」とか
そういった気の利いた質問はパッと言えなかったので、
本当に唐突に会話を続けていました。

当時トータルで15人くらいの先生から
レッスンを受けてたと思うのですが、
驚かれたり戸惑ったりしたのは1人か2人くらい。

大抵、なんか話したいんだな?って察して、
聞く側に徹してくれたり、
続けて続けてってジェスチャーで示してくれたり。
会話を続けたいんだね、って喜んで色々教えてくれる先生が
ほとんどだった印象です。
英語を話すことにまだまだ慣れてない状態なので
自発的な発話は最大限尊重してくれていた感じでした。

それが私のレッスンスタイルに

数回同じ先生をとると、
すぐに私のやりたいスタイルを理解してくれて
自動的に例文を膨らませてくれるようになりました。
そして、イレギュラーで教えてもらったフレーズを
他の機会で使ってみたら、
それこの前教えたやつだよね!って喜ばれ
また積極的に色々教えてくれるようになったり。
お?それ、誰から教えてもらった?
(先生→PCのレッスン履歴ちらり)
なるほど。では他にも便利なフレーズを教えましょう、みたいに、
自然といいサイクルが出来てきました。

少し話せるようになったら、
「ここの会話に入る前に、
 なにかちょっと一言言いたいです」とか
予習の時点で質問の練習をしておいて、
自然な会話の入り方を教えてもらったり。
「もう少しこの文に説明を増やしたいです」とリクエストしたり、
「私は〇〇が好きなんですけど、その場合は…」と
自分のケースで置き換えて言ってみたり。

そんな感じでどんどんテキストから
内容を膨らませてもらってました。
テキストの内容を骨格として、
肉付けをどんどんしていって
自分バージョンのノートを作ってもらう、
と言った感じです。
(Gabaではレッスン中は先生がノートを書いてくれます)

大体こんな感じでやってたので、
レッスン始めで
「今日もいっぱいテキストをexpandしよう!」とか
レッスンのまとめで
「今日もいっぱいexpandできたね!」って
言う先生もいたくらい、
肉付け(expand)がだんだんレッスンの中心になっていきました。

レベルアップ後実感した効果

これを続けた効果は、
Level2に上がった時に実感しました。

レベルが上がれば少し文章が長くなったりするのですが、
「あ、この表現はLevel1の時に
 expandしてもらったやつだ!」ということが多く、
非常にスムーズに次のレベルに移れたことを覚えています。

当然と言えば当然なのですが、
結果的に、先回りして教えてもらう形になっていたことが
その後のレッスンを格段に楽にしていた思います。

そしてその新しいレベルでも、
どんどんexpandしてもらって
私仕様の、より会話らしいやりとりを
いろいろ練習させてもらってました。

もう一つの効果

そしてもう一つ感じた効果。
それは自発的に発言して間違えること、が苦にならない。
これは、英会話学習を続けるにあたってに
私にとっては結構重要なことでした。

テキスト内容から膨らませてもらうには
完璧でなくても、ある程度文章にして
自分の希望を伝えることが必要です。
そこで、かなり鍛えられた気がしています。

定形外でもなんとかひねり出す、とか。
うまく言えないな、と思った瞬間、
分解して違う言い方に切り替える、とか。
結局それもうまく言えなくて
何が言いたかったかをシンプルにして並べてみるとか。

相手は先生なので、
いくらでも間違えられるし、
結果、デタラメな感じな英語になっても、
ものすごく言いたいことを汲んでくれるし。

できないって相手がわかってるからこそ出来る間違いってありますよね?
そして、できないからこそ聞けることもあると思います。
なので、ガンガンやって間違えて修正してもらって練習する、
というスタイルが定着してきました。

そのレベルで出来る失敗は、そのレベルでやり尽くす

そんなレッスン初期の私の経験から、
そのレベルで出来る失敗は、そのレベルでやり尽くす
これが私の英語学習でのモットーになりました。

発言する前に「間違ってるかも…」とは
一切考えなくなりました。

今私は、初中級(Low Intermediate)レベルの後半戦に来ているのですが、
本当にこれに尽きるなぁと実感してます。
どんどん要求されることが多くなりますので
失敗はできる時にやってしまう!
そして練習して覚える!
これからもこれは大切にしていきます。

楽しいレッスンになりますように

以上、「レッスンが単調になってきた時の切り抜け方、いもこ編」でした。

テキストに沿ったレッスンでも、
どんどん自分の思う方向に脱線すると楽しいですよ、と言う話。

正直、迷惑そうにする(困惑する?)先生もいるかもしれませんが、
喜んで乗ってきてくれる先生も多いので、
それを見極めて指名していくっていうのも良いかもですね。

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