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2021年8月2日

大雨時行(たいうときどきふる)8月2日頃

この頃には、時々大雨が降ります。

今年の関西は8月3日朝に降りましたので、ちょっと遅れました。

つまり、秋への準備が少し遅れがち

秋には収斂(しゅうれん・ギュッと身体が絞られる)の作用が働き始めますので、この候での体内の寒温調整は大切です。

前回の土潤溽暑で、地面から天に昇った湿気が積み重なり約1週間(五行+日月)で、

今度は天から湿気が雨として降りると言う循環です。

また、入道雲が夕立になり、熱く乾いたこの時期の大地を潤すと言う意味を表す気候でもあります。

つまり、基本は体内の湿気と熱を体外へ出してあげる必要がありますが、

それ以前の生活や元々持っている性質によって1人1人微妙に違います。

元々熱と湿気を抱えすぎていた人はこの時期湿疹が出やすく、

熱がそれほどなければ、上半身に吹き出ものや脂肪の塊が出たりします。

基本養生は、この二十四節気・大暑の養生であり、七十二候・大雨時行の微妙な変化を捉える事で、次の立秋に向けて身体が対応できる準備をしていきます。

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