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広報とグッズとパテレと 〜娯楽としてパ・リーグを俯瞰する

野球関係だといつもは日ハムの記事しか書かないんですけど、たまにはプロ野球、というか大好きなパリーグ全体のことを綴りたいなと思います。

私、日ハムが大好きなんですけど気づいたらパリーグ全体が好きになってました。
そんなことを考えているうちに、いろいろなことに思いを巡らせました。

私が前書いたこの記事の閲覧数がすごいことになっているのもその要因のひとつですけどね。
(やっぱりイケメン、強い…。)

加藤和子さんって誰? 〜最高の広報さんから「発信」を考える

私は北海道日本ハムファイターズのファンですが、ある球団にどうしても気になってしまう人物がいます。

まず、その球団とは福岡ソフトバンクホークスです。
2020年シーズンはこのチームにパリーグの他球団はボコボコにされてきました。

対戦でのいい思い出はそれほどありませんね。辛うじて思い出の試合は野村佑希くんの7月2日のサヨナラタイムリー。(森唯斗投手に今シーズン唯一負けをつけた試合)。
あと、7月25日の6点ビハインドを逆転勝利ですかね。

まあそのくらいなんですけど、かといって気になってしまうのはソフトバンクの選手ではありません。
私が気になったのは、加藤和子さんです。

誰?って思うかもしれませんが、和子さんはホークスオフィシャルリポーターの肩書きを持つ公式広報さんです。
ソフトバンクファンはもちろん、パリーグ民なら少なからず名前を聞いたことがある存在だと思います。

単純に思います。
こういう広報さんの存在、めっちゃうらやましいです!
和子さんの和気藹々とした選手との絡み。
ちょうどいい距離感なんですよね。本当に仲が良くて、信頼関係があるんだなって思います。

和子さんの載せる写真や動画って本当に素晴らしいんですよね。選手たちの素の表情が見れて、ほっこりするというか。

気づいたらソフトバンクのファンじゃなくてもソフトバンクの選手のことに詳しくなってるし、心なしか「好き」の感情が芽生えてしまうような。
私みたいな日ハムしか知らなかったようなファンを、そういうチームの垣根を越えて好きにさせてしまう。単純にソフトバンクというチームの魅力だけではないと思うんです。

和子さんのトーク力や人柄によるレポート。
そしてそれをフルに発揮した写真や動画、ツイートといった情報発信。
なるほど、ソフトバンクの人気に一役どころか二役も買っている。
そう思わざるを得ないんですよね。

表に出てこないだけで、他のチームにもいると思うんですよ。広報さん自体は。
一定のクオリティがあればそれでもいいんですよ、全然。
でも、和子さんやソフトバンク公式のSNSって面白さが段違いなんですよね。
先述したように内容に奥行きがあって、選手のいろんな一面が見れて楽しいんですよ。

日ハムや他のチームって、こういうのがあんまりないんです。
ロッテやオリックスとかは比較的SNSが活発ですが、楽天とか何やってるのかわかりません。西武も微妙です。
日ハムは真ん中くらいですが、まだ「やってないよりマシ」な程度だと思います。

こんなご時世です。
SNSを用いた情報発信はジャンジャカやった方がいいと私は思います。
どこに「ファンの種」が落ちているかわかりません。何がバズるかなんてわからない。
とりあえず数打ってみましょうよ、って思うんです。

ちなみに和子さんとは関係ないですが、ソフトバンクは12球団で初めてVtuber(バーチャルYouTuber)を用いたプロモーションを始めたんです。

とにかくいろいろな入り口があるのはいいことだと思います。
まあ、やっぱりお金もいっぱいあるんでしょうね。

お金がいっぱいあると言えばこの公式企画。
焼きそばコンテストですって。
球場メシに採用されるグランプリは、なんと賞金100万円。
意味もわからないし、さすがに景気が良すぎます。

日ハムはグッズがすごいぞ 〜プロ野球のグッズに関して言いたいこと

これに関しても言いたいです。
プロ野球のグッズって、タオルやユニフォームだけじゃないと思うんですよ。

これは贔屓自慢になっちゃうんですが、日ハムは本当にすごいんです。
めちゃくちゃ面白くてバラエティ豊かなグッズをいっぱい出してます。

今年のグッズで行けばこの「推しタオル」。
めっちゃかわいいと思いました。

アイドルオタク出身の私的にはツボでしたし、とっても個性的で面白い商品だと思いました。いい意味で野球っぽくないです。
早くこのシリーズの大田泰示くんのタオルを掲げて応援に行きたい。

あとはよく考えたな〜と思うのが、この「選手家紋シリーズ」。

実用性があるかは別として、アイデアが面白いと思います。

こういうのもあるんですよ。選手ごとに。ユニークですよね。

グッズはいろいろあった方がいいですからね。
こういう「やってみる」姿勢、グッズに関してですが、日ハムはすごく頑張ってるんです。
日ハム屈指の外部に誇れる長所だと思ってます。日ハムはグッズがすごいんだぞ!と。(グッズの公式アカウントまであるのがその証左。)

これに関してはグッズ担当が優れているんですよね。
そうと言わざるを得ない。いつもありがとう、自慢のグッズたちです。

他の球団も最近は頑張ってますがね。
選手プロデュースとか、アイドルみたいなグッズから。
オリックスも相当ですし、西武やソフトバンクあたりは頑張っている印象があります。

でも比べるわけじゃないですが、他の球団を見てダントツで気になってしまうのがロッテ。
全然グッズが面白くないと思います。

ラインナップを見てみても、そもそもレパートリーが少ないです。
一応こういうことはやってるみたいなんですけど…。

私、これには思うことがあって。
まず思うのは、ポプテピピックが好きなロッテファンは大喜びだと思うんです。
でも、単なるポプテピピックファンは買わないと思うんですよ。
ポプテピファンかつロッテファンはどれだけいるのかな〜というのがひとつ。

そして、本当に千葉ロッテマリーンズという球団の選手が好きなファンは何を求めていると思いますか?ということ。
コラボするアニメとか関係なく、もちろん大好きな選手のグッズを求めると思うんですよね。

荻野貴司選手や中村奨吾選手のかっこいい瞬間を切り取ったグッズとか、安田尚憲選手や藤原恭大選手をフィーチャーしたグッズとか。
あと、個人的にはぜひ佐藤都志也選手をお願いしたいところ。大好きなので。

コラボとかじゃなくて、まずは選手を使ってグッズ展開してはいかが?って思いました。

パテレさんについて 〜足を向けて寝られない、パリーグ人気の立役者

パリーグについては、なんといってもパ・リーグTV(通称:パテレ)。
今年のパリーグ人気の底上げに間違いなく一役買ってくれた、いや、ほぼ主導してくれたと言っても過言ではないと思います。

パテレさん自体もなんと7月〜9月集計のYouTube全体のインフルエンサーランキングで第3位だったんですよね。
軒並み著名YouTuberを抑えてこの数字はすごすぎます。みんなパテレを見ていました。

パテレって本当に面白いですよね。
気づいたらYouTubeでパテレの動画を見ています。着眼点や切り口も独特で本当に面白いんです。今年から特にそれが顕著になりましたが。

真面目な好プレーを紹介する動画や。

面白おかしく珍プレーを紹介する動画や。
(今年はこのテイストが一番多い気がする。)

(私が今年一番リピートした動画です。)

ちょっと理解に時間を要する動画や。

(パテレさん、あなたの方が狂気だよと。)

とにかく、パテレさんってセンスがめちゃくちゃあるんです。編集に愛があるというか、ひとつひとつが受け手に響きます。
パテレの中の人たちって、絶対に「好き」を仕事にしている人たちですよね。
良い仕事をしてるなあ、って思うんです。

私、パテレさんがなかったら絶対こんなにプロ野球にハマっていなかったと思います。
本当にいつもお世話になってます。
これからもパテレさんだけは信じてプロ野球ライフを歩んでいきますので。

最後に

私はパリーグが好きです。
まあセリーグを見ない・パリーグしか知らないということもあるんですけど。
ただ野球しているだけじゃなくて、それはもちろん前提にあるんだけど、それだけじゃないっていう。

今年のパリーグを見て思ったんですけど、なんか治安いいですよね。パリーグって。
優しい人や明るい人が多いというか。
単純に人の集まりとして素敵な人たちが多いなって思いました。
それはもちろん、選手も首脳陣もそれを取り巻く周りの関係者も。
私が日ハム推しだから、ってことだけではないはずです。

やっぱりプロ野球ってエンターテイメントなんですよね。選手含め、それを構成している全てを楽しんで然るべきだと思うんです。

来年も楽しみだなあって思います。

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