縫製工場のお仕事

縫製工場と言っても、工場によって仕事の内容は様々。
私の会社の場合、
世間一般の人々が知っているような、
有名なアパレルブランドやアパレルメーカー等が
「こんな服をこの時期に作りたいなー」
と思ったら、
直接、もしくはOEMメーカーなんかを通じて、
我々にお仕事の依頼が入ります。

弊社のような小さな工場では、本当に縫うだけ。
服の設計図となる「パターン」や、
服を作るのに必要な生地やボタンやファスナー、洗濯ネーム、値札、
なんかは支給してもらいます。
工場によっては、自社でパターン引いたり、生地を手配したりしますが、
本当に小さな、我々のような下請け工場では、
購入するのは糸と日々の消耗品くらいです。

数回のサンプル作成を経て、
工賃を決め、仕様と納期の折り合いがついたら、
本生産のオーダーが入ります。
オーダーをもらったら、決められた納期に向かって服を作る。
服ができたら検品して納品する。

これがざっくりとした仕事の流れです。
これが毎シーズン、毎年、脈々と続いていくのです。

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