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経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~⑥【基礎知識 第六章 洞察力】

50年以上生きてきてたくさんの失敗をした自分の実体験から感じた
経営マニュアル~起業や事業を行うための基礎知識と考え方~の
基礎知識 第六章 洞察力です。

【基礎知識 第六章 洞察力】

洞察力という言葉を辞書で調べると…
【洞察力(どうさつりょく)】するどく見ぬく力の事。見通す力の事。

一般的な仕事をはじめると人と係わることを避けては通れません。
仕事では交渉事が必要不可欠となる状況も多々発生して来ます。
そのため洞察力を身につけてから仕事をはじめることが必要です。

まず商売相手やクライアントと交渉をする場合は、相手の話した言葉を鵜呑みに信じてはいけません。
相手が詐欺師や嘘つきの場合は、簡単に騙されてしまうからです。
例えば交渉する場面では、自分から相手に質問をする場面が出てくると思いますが質問に答えた言葉の内容より、質問した直後の相手の目の動き、体の動き、仕種、微妙な表情の変化で相手の本当の考えている答えを見つけるのです。

言葉とは、頭で一旦考えた後に出て来るものなので、頭の良い相手だと自分を簡単に騙すことが出来てしまうのです。
そのため基本相手の言葉は信じてはいけません。

洞察力にたけた人が交渉事をすると、相手の本心や考えていること、考え方が理解出来ます。
そのため相手の知りたい情報を聞き出さなくても大抵のことは理解ができ交渉は相手より有利に運び、結果として物品の仕入れの場合には思っていたより安価に仕入れることが可能になります。
このことは利益を上げることと同じなのです。

洞察力は自分に対して仕事を有利にしてくれる技術なのです。

では作者はどのようにして洞察力を学んだのでしょうか?
当時20代だった作者は当然洞察力などは身に付けておらず、どこにでもいる一般的な普通の若者でした。
しかし、一人のお金持ちの人と知り合うことから六本木のキャバクラに毎日通うことになったのです。。。

当時の六本木で有名なお店である”エル”や”スマイル””花子”といった有名キャバクラ店へ毎日一時間行くことになったのです。
一見楽しそうですが、勿論支払いは自腹です。
その当時は作者はお金に余裕がなかったため飲み代も一時は借金して支払うことになり本当にキャバクラ通いは苦痛でしかありませんでした。
そしてある人とは一代で何十億ものお金を稼ぎ出し、頭脳はずば抜けて良く歳は40代後半、見た目はパンチパーマの怖面で色黒と言った容姿の人でした。

一言で言えば、頭の切れるヤクザと言った感じです。
間違いなくキャバクラの女の子にもてそうではありません。
キャバクラという所は女の子を指名しないフリーで入店すると20分に一人の女の子が接客につき、一時間で3人の女の子が交代で相手をしてくれるのです。
頭の切れるヤクザ風の人は作者にその女の子全員にアフターをかけ、帰りに連れて帰って来るという難題を命令したのです!
作者は即座に断ると、一緒にキャバクラに連れて行かれ目の前で怖面のヤクザ風の金持ちの人は3人の女の子を見事にアフターしたのです!!!

その人は「俺に出来るのだから歳も若く、見た目も有利なお前なら簡単に出来るだろうっ!」と言い、夜の六本木通いが始まってしまったのです😢
キャバクラで働いている女の子は基本、楽にお金を稼ぎたくて働いている子が多いため、アフターは女の子にとって面倒なことであり、自分自身に有利なことが生じない限りはアフターには来てくれないのが当たり前なのです。

アフターとはお店が終わった後、個人的にお客さんと一緒に遊びに行くことです。
勿論作者はトークを使って女の子をアフターに連れ出さなくてはなりません。
お金をエサに女の子を連れてアフターをすることは出来ません。
20分と言う短い時間で初対面の女の子と仲良くなり、もっと一緒に話をしたいと思わせなくてはなりません。
出ないとアフターは成立しないのです。
一見簡単そうですが、やって見ると相当難しい難題なのです。

そして作者が3人をアフターする成功までには、なんとっ!?
一ヶ月半、約50回近くかかったのです。
怖面のヤクザっぽい人は3人のアフターが出来た後日、こう私にこういいました。
「 キャバクラの女の子は基本、自己中心的な考えの子が多く、お店で働く目的は楽にお金を儲けたいために働いている。その女の子を動かすことは容易ではない。
男は夢や目標のために生きて行くことが出来る人種である。
しかし、女は子宮で物事を考える人種である。
要するに、女性は現実的な生き物なので男とはまったく違う人種ということなんだよ。」っと言い、そして怖面のヤクザっぽい人は最後に、
「 世の中で一番難しいキャバクラの女性の心を動かせたのだから、仕事は楽勝だろう!」
「 だって仕事の相手は圧倒的に男が多いじゃないか!だろう。」といったのです。

作者は当時キャバクラに通う意味も分からず、一ヶ月半もキャバクラに通い50万円もの授業料を支払いましたが、得た物はお金では買うことの出来ない
「 洞察力 」だったのです。
こうして作者は洞察力を学んだのです。

そして怖面のヤクザっぽい人は最後に、
「 さぁー早く仕事をしようー!」と言ったのです。

このことから洞察力を使って仕事を行うことは、通常よりも自分を有利な立場に置けて仕事をすることが出来るのです。
仕事を行うことは、少なからず人と関わりあう場面が出てくるため洞察力を使い仕事をすると結果利益を上げることになるのです。
しかし洞察力はいったん身に付いても日々使い続けて行かなければすぐに退化してしまうため、取得したら必ず日々洞察力を使い洞察力という力を維持していくことが大切です。

基礎知識と考え方だけでもかなり長くなりますが、なるべく各章ごとに短くわかりやすく解説していこうと思っております。
この経営マニュアルがみなさまの何かのお役に立てばうれしいです。
では、目次を掲載しますので記事は順次掲載していきます。
掲載しましたら目次のタイトルにリンクをしますのでお時間ある方、ご興味のある方はご覧ください。

目次
基礎知識 第七章 販売価格

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