[2023.11.19]退場
何だかんだで、ワタクシ史的には珍しく初回からずっとリアルタイムで観続けているNHK大河ドラマ「どうする家康」。放送開始から方方で噛みつかれているが、わたしには別段そんなに悪くないドラマだと思えるものの、それは完結してから整理してみたい。
今回の第44話(11/19放送)「徳川幕府誕生」の回で、家康の忠臣で徳川四天王のうち本多忠勝と榊原康政が死去というかたちで〈退場〉した(ちなみに、井伊直政は榊原康政の台詞中に死んだと語られる)。
メモとして、杉野遥亮の公開インタビューを置いておく。
「どうする家康」杉野遥亮、時代劇苦手意識を克服 自身とリンクさせながら演じた榊原康政 (msn.com)
わたし、言っちゃうけど案外好きだったんだよね、榊原康政。
榊原康政自体は名前くらいは知っていたけれど、そのキャラクタにはドラマの前から思い入れもなにもなかった。榊原康政がドラマに登場してくると、杉野遥亮の演技がじわじわ来るのが自分でも解ってきて。観客は役者を通してしかそのキャラクタに接近するほかはない。そういう意味では杉野の演技は、わたしには馴染みやすかった。適度に力が抜けていて、観る者に緊張感を与えなかった。お若いのに老け顔メイクも悪くなかった。
最後に忠勝との縁側トークは、五十路も半ばを過ぎた人間には思いのほかしみじみするシーンでした。
さて、知り合いがはじめた日記というものを、おのれもしてみんとてするなり、とはじめたが、彼のテイストとはずいぶん違うものになりそうだ。
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