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【#箕輪かばん持ち 12/1 かばん持ち卒業と新しい生活】

随分と更新がご無沙汰になってしまいました。思っていた以上に僕のnoteを読んでくださっていた方が多くいることを最近知り、有難い気持ちでいっぱいです。いつも読んでくださり、本当にありがとうございます。

今日が就職先での初勤務でしたが、初日からがっつり残業で今は帰りの電車の中です。いきなり新しい世界を味わうことができ、刺激的な1日でした。明日からも頑張ります。


さて、昨日をもって箕輪さんの3代目かばん持ちを卒業しましたが、かばん持ちになった2020年2月1日から今日まで色々な事がありすぎて、あまりにも濃い10ヶ月でした。

思い返せば、初日からホリエモン万博にお邪魔させて頂き、週末は地方講演会で岡山や香川へ行き、品川駅では堀江さんに名刺をお渡しし、沖縄で高校生みたいな合宿をして、よく分からぬままThe Saunaについて行ってサウナにハマり、夜の六本木に呼ばれたと思ったらレバノンへ行けることになり、堀江貴文さんの書籍取材にも同席させていただき、コロナ流行後は都内をミノトゥクイーツで駆け回り、軽井沢への隠居生活(?)にも連れて行っていただき、ミノペンサウナを建設。

パッと思い付くだけでも本当に色々な機会を与えていただきました。

かばん持ちを通して感じたことを、総括しておきたいと思います。(まとめられる気がしない…)


色々書きたいことはありますが、結論から言うと、箕輪さんの生きる世界を疑似体験したことによって、自分がいかに狭い世界で生きてきたのかを知れたことが、かばん持ちを通して得られた最大の収穫だったと思います。


元々、「2020年は新しい環境に飛び込む」と意気込んで転職活動をしていた今年1月。たまたま同じタイミングで、箕輪さんのオンラインサロン『箕輪編集室(以下、みの編)』でかばん持ち募集の案内があり、家族や周囲の方々に背中を押してもらって応募しました。僕はみの編で比較的アクティブに活動していたこともあり、かばん持ちになったらある程度は動ける自信が正直ありました。

運よく採用していただき、地元愛知県から上京。当時はまだ箕輪さんとの面識もほとんど無かったので、コミュニケーションの機会を増やすべく箕輪さんが行くところには極力ついて行くようにしました。

実際について行くと、箕輪さんの仕事スタイル的に仕事の内容・場所・時間・関わる人たちが1日の中でも目まぐるしく変化することがよく分かりました。それが予想以上にハードで、最初の1週間で自分は息切れ状態でした。

どんなに夜遅くまでイベントや会食があっても、箕輪さんはきっちり早起きして朝から動いているのに対し、付き添いの自分はぐったり。まずその時点で体力の無さを痛感させられました。

他にも、かばん持ちをする中で出来ないことが山ほど出てきました。都内の土地勘がないのはまだしも、タクシーは止められないし、Uberは呼び方が分からず、室内で上着は脱げないし、料理の注文も覚えられず、お店の予約もできない。一方でそれらを当たり前にこなしながら、箕輪さんの近くでずっと活動されて、めちゃくちゃ気を遣える舞さんきゅーちゃんの凄さを目の当たりにして、こんなにも違うのかと絶望した時もありました。

もうちょっと動けるもんだと自分では思っていましたが、人生で初めてのレベルで自分の無力さ・無能さを思い知らされました。


一時期、とある騒動で箕輪さんが隠居生活(?)を送られていた頃、よく仰っていた印象的な言葉があります。

「人や金を失うことはあっても、実力だけは失くすことはない。」

この言葉を聞いてから、社会人として実力をつけたいと強く思うようになりました。ここで言う実力は、「あの人と一緒に仕事したい。あの人に任せたい。」と思ってもらえるような人間になるための実力です。

そんな矢先、埼玉県の横瀬町にシェア別荘『ミノペン』をつくることになり、例のサウナ建設が始まりました。

そのタイミングで、今もお世話になっている浅見さんに「実力をつけたい」とお願いし、仕事を振っていただきながら仕事を教えてもらえるようになりました。

毎日のように叱咤・指摘をいただき、面白いほど自信を失くしながら、自分の未熟さと向き合う日々を今も送っています。周りからは随分と心配されましたが笑、今の自分の実力を知ることができたという意味で、本当に有難い時間になっています。

以下、浅見さんに教えていただいたことの一部です。

・素直さと誠実さは何より大事
・ミスはいいけど怠慢は絶対にダメ
・悪いことほど、早く、確実に、誠実に、最優先
・自分に嘘をつかない
・約束は死んでも守る
・大事なメールや文章の誤字脱字は指差し確認
・常に相手都合を最大限に考える
・最後は自分がすべての責任を負う覚悟を持つ
・ひとつのプロジェクトを達成するのは当たり前で、同時進行だろうと任された仕事は必ずやり切る…

こうして列挙すると、浅見さんに教えていただいている事がどれだけ当たり前かつまともで、どれだけ自分が出来ていないかがよく分かります。

当たり前ですが、箕輪さんや浅見さんをはじめ、第一線で活躍されてる方の周りには同じように活躍されている凄い方々が大勢いらっしゃいます。

最近もみの編内での箕輪さんの投稿で、「所属するコミュニティのレベルが自分のレベルを決める」というお言葉がありましたが、かばん持ちをする中でまさにそれを目の当たりにしてきました。

かばん持ちとして箕輪さんの周りで動きながら、各業界で活躍されている方々の言動や仕事の進め方を間近で見ていると、やはり会話のレベルが違います。まるで会話についていけない場面が多々あり、生きている世界の差をまざまざと痛感させられました。そういったレベルの差をこの年齢で実感できたのも貴重な経験だったと思います。


この10ヶ月で見たもの、経験したこと全てが新鮮でした。とは言え、人間そんなに急に視座が上がったり、実力がつくわけではありません。むしろ、自分の実力や立ち位置を知ることができた今からがスタートだと思います。

今日から新しい環境で新生活が始まりましたが、少しでも上のステージへ上れるように全力で頑張ります。



最後になりますが、温かく接してくださった箕輪さん・ご家族の皆さん、本当にありがとうございました。子守でも家具の組み立てでも、人手が必要でしたら、たまにはお呼びください。繰り返しになりますが、一生忘れる事のない沢山の機会を与えてくださり、ありがとうございました。

浅見さんには口酸っぱく助言、ご指摘していただきました。見放さず愛を持って接してくださり、本当に感謝しかありません。これからの社会人生活、浅見さんに教えていただいたことを忘れずに頑張ります。

それから、沢山遊んで飲んで、支えてくださったみの編で出会った皆さん。辛い時もありましたが、その度に皆さんの優しさに救われました。レバノンに行く時にも多くの方にご支援いただき、何とか今日まで生きることができました。必ず何かしらの形で恩返しさせていただきます。引き続きみの編には残るので、これからもよろしくお願いします。

そして、かばん持ちになることを一番に応援してくれた家族に感謝です。一時期、あまりにお金が無くて人生で初めてキャッシングをしたら、その通知が実家に届いて本気で心配させてしまった事もありました。今日からはまた、1人の社会人として自分で稼いで、しっかり自立します。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


(4代目かばん持ちの方へ。貯金は大事です。)



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