fuku@社内SE(元デザイナー)

デザイナーからSEに社内ジョブチェンジ。Python、PowerShell、VBAなど…

fuku@社内SE(元デザイナー)

デザイナーからSEに社内ジョブチェンジ。Python、PowerShell、VBAなどを使って、とある東証プライム上場企業の業務改善に取り組み中。なお、記事内の野良猫写真は私が昔撮ったものです(記事の内容とは関係ありません)。

最近の記事

しばらく放置していたビットコイン自動売買ツールの開発を再開(開発の秋)。一から見直すと怪しい部分があったので組み直し。もう少し動作チェックしたら資金を投入。価格が下がってるうちに本番環境でのテストを重ねておきたい。

    • M365全ユーザーの予定表アクセス権限を「すべての詳細を表示」にPowerShellで一括変更(更新編)

      Microsoft365(M365)の予定表アクセス権限は、初期設定では「AvailabilityOnly」になっています。この状態だとほかの人のスケジュールはすべて「予定あり」としか表示されず詳細を見ることはできません。 準備編で生成したエクセルファイルを使って更新します。準備編は以下をご覧ください。 アクセス権を変えたくないユーザーがいたら「例外」列に表示名を入力してください。そのユーザーのアクセス権は変更されません。 PowerShell ※ 必要なモジュールは

      • M365全ユーザーの予定表アクセス権限を「すべての詳細を表示」にPowerShellで一括変更(準備編)

        Microsoft365(M365)の予定表アクセス権限は、初期設定では「AvailabilityOnly」になっています。この状態だとほかの人のスケジュールはすべて「予定あり」としか表示されず詳細を見ることはできません。 弊社では一部例外社員を除き、予定は詳細まで見ることができよう「Reviewer」に設定変更しています。(もちろん予定作成時に非公開にすると、その詳細を見ることはできませんが) 予定表アクセス権限をユーザー自身に変更させる場合はOutlookからできます

        • M365を管理するためのPowerShellバージョンとモジュールについて

          Microsoft365(M365)を管理するうえで便利なPowerShellですが、利用するためには準備が必要です。 なお、現在私はWindows10 Proを使用しています。Windows10 home や 8 、 7 でも利用できるようですが未確認です。Windows11はいずれ移行するので、その際は改めて記事にします。 PowerShellのバージョン確認 PowerShellのバージョン5.1が必要です。PowerShell自体はWindows10なら標準でイ

        しばらく放置していたビットコイン自動売買ツールの開発を再開(開発の秋)。一から見直すと怪しい部分があったので組み直し。もう少し動作チェックしたら資金を投入。価格が下がってるうちに本番環境でのテストを重ねておきたい。

          M365の配布グループの表示名をPowerShellで一括変更(更新編)

          Microsoft365(M365)の配布グループに関して、表示名一括変更の更新編です。準備編は下記をご確認ください。 準備編で生成されたExcelファイルに変更する表示名を入力します。 その後、以下のPowerShellを実行してください。 PowerShell ※ 必要なモジュールは適宜インストールしてください。 # スクリプトファイルがある場所のパスを取得$CurrentFolder = Split-Path $MyInvocation.MyCommand.Pa

          M365の配布グループの表示名をPowerShellで一括変更(更新編)

          M365の配布グループの表示名をPowerShellで一括変更(準備編)

          Microsoft365(M365)の運用において、配布グループを作成した段階では表示名に問題はなくても、配布グループの数が増えたり組織の在り方が変わったりして、表示名を再検討することがあります。 また、アカウント作成を複数人が担当していると、微妙な表記揺れが発生してしまうことも。業務上致命的な問題ではなくても、やっぱりきれいに揃えておきたいものです。 そんなときはPowerShellを使って表示名をまとめて変更してしまいましょう。 なお、Outlookでの検索は部分一

          M365の配布グループの表示名をPowerShellで一括変更(準備編)

          M365の配布リストをPowerShellで書き出し、Pythonで階層構造の可視化(加工編)

          前回の記事でPowerShellを使って生成されたエクセルファイルを、Pythonを使って加工します。前回の記事は以下よりご確認ください。 エクセルが正しく生成されていることが確認できたら続けて以下のコードをPythonで実行してください。 Python ※ 必要なモジュールは適宜インストールしてください。 import glob import pandas as pdimport datetimefrom tqdm import tqdmprint('配布グループの

          M365の配布リストをPowerShellで書き出し、Pythonで階層構造の可視化(加工編)

          M365の配布リストをPowerShellで書き出し、Pythonで階層構造の可視化(準備編)

          組織の情報共有をメールで行っている場合、配布グループのメンバー・階層構造は常に正しい状態にしておかなくてはなりません。ただ、人の手で行う作業にはミスが付き物。もしミスがあっても早期発見できるようにしたいものです。 定期的にPowerShellでMicrosoft365(M365)に接続して配布グループを書き出し、それをチェックするようにしたとします。ところが、この方法で確認できるのは存在する配布グループとそのメンバーで、階層構造まで把握するのは困難です。 そこで、配布グル

          M365の配布リストをPowerShellで書き出し、Pythonで階層構造の可視化(準備編)

          M365の退職者アカウントをPowerShellで一括処理(更新編)

          退職者アカウント一括処理の更新編です。 準備編は下記をご確認ください。 準備編で作成したエクセルファイルに退職者を入力し終えたら、下記のコードをPowerShellで実行するとMicrosoft365(M365)に反映されます。 PowerShell ※ 必要なモジュールは適宜インストールしてください。 # スクリプトファイルがある場所のパスを取得$CurrentFolder = Split-Path $MyInvocation.MyCommand.Path -Par

          M365の退職者アカウントをPowerShellで一括処理(更新編)

          M365の退職者アカウントをPowerShellで一括処理(準備編)

          残念ながら会社を去る人がいます。 仲良い人でも、顔見知りの人でも、名前だけ見たことある人(アカウント管理している大概名前だけは見たことある^^)でも、やることは同じですよね。パパッと対応してしまいましょう。 退職者アカウントに対して行っている処理は以下。 全ての配布グループから外す 全ての365グループから外す サインインを禁止する (ライセンスを外す※将来的に) (共有メールボックス化※将来的に) 重要なポジションの人だと多くの配布グループや365グループに

          M365の退職者アカウントをPowerShellで一括処理(準備編)

          免責事項をまとめてみた。

          誰かの役に立てばいいな、と思って記事を書いています。でも、掲載しているプログラムが想定通りに動かず、逆に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。毎回このことを書きだすと回りくどい文章になってしまうので、免責事項を一つの記事としてまとめることにしました。 正確じゃないことがあるかも。 このnoteの記事は正確な情報となるよう努めています。しかし、私自身が誤った認識をしていたり、情報が古くなって役に立たない情報になったりすることはあり得ます。将来通じて必ずしも正確性を保証

          免責事項をまとめてみた。

          M365の配布グループ・365グループをPowerShellで一括更新(更新編)

          M365の人事異動対応は、件数が少なければ管理ポータルでの作業で十分ですが、多くなると大変・・・。 準備編で生成したExcelファイルに人事情報を入力し、PowerShellでMicrosoft365(M365)へ一括更新することにより、時間短縮とミス軽減となります。準備編は下記をご覧ください。 PowerShell # スクリプトファイルがある場所のパスを取得$CurrentFolder = Split-Path $MyInvocation.MyCommand.Pat

          M365の配布グループ・365グループをPowerShellで一括更新(更新編)

          M365の配布グループ・365グループをPowerShellで一括更新(準備編)

          私が勤めている会社では月に2回、年に24回人事発令があります。 そのうち、年に2回ほどは大規模な異動。件数が少なければ管理ポータルでの作業で十分ですが、多くなるとやっぱり大変・・・。Microsoft365(M365)管理ポータルでの作業に6時間以上取られることもありました。 しかも、件数が多くなるほどミスが発生していて、後日発覚することがありました。ダブルチェックしても、チームとしてみると作業時間は倍になったうえ、それでもミスを完全に無くすまでには至りません。 そこで

          M365の配布グループ・365グループをPowerShellで一括更新(準備編)

          どんな記事を書いていくかの宣言。そして自己紹介的なものも。

          はじめまして。fukuです。 とあるプライム市場上場企業で社内SEをしています。 元々デザイナーとして勤務していましたが、 社内ジョブチェンジをするチャンスがあり今に至ります。 どんな記事を載せていくのか 私が実務で使っているプログラミング整理し、アップしていく予定です。 コード丸ごと載せたり、苦労した部分をピックアップしてみたり。主なコンテンツとしては以下になるかなと思っています。 ・MS365運用のためのPowerShell ・売上分析のためのPowerBI ・自動

          どんな記事を書いていくかの宣言。そして自己紹介的なものも。