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自由研究でSNSをつくろう! はじまり

夏休みシーズン、いえ自由研究シーズンがやってまいりました! 楽しい自由研究~♪ オトナになっても自由研究~♪

これでオトナと言えるのか怪しいけれど、自由研究がしたい! 夏休みじゃなくてもしたい!

そんなわけで(?)昨夏の自由研究では「遊べるものをつくろう!」というテーマで、「迷路」「まちがいさがし」「スゴロク」といった、プログラミングなんかしなくても作れるドット絵の使い道としての「遊べるもの」を作ってみました。

今年も同じ路線でいいかな~と思っていたのですが、それでは誰得ドット絵芸人なのに芸がない! というわけで、今年の自由研究は「SNSをつくろう!」に決めました。

ところでSNSって?

SNSをつくる、と言っても「打倒Twitter!」とか「Facebook死すべし!」みたいな大きなことは申し上げません。いわば「世界最小ミニマムSNS」とでも呼べるような、とてもとてもコンパクトなものを目指します。

しかも、自由"研究"ですからね。作ることよりも、むしろ作ることを通じて「SNSとは、なんぞや?」ということを考えることを主眼に置いていきたいところです。

そういえば近頃は「脱Twitter!」の流れが顕著で様々なSNSに注目が集まっていますが、「この機会に、その流浪の民を引き込もう!」なんてことは一切考えません。

個人的には、"SNSであることが主体"のものを選択しようとする流れ自体にちょっと違和感を覚えています。

SNSのSは"Social"(社会)です。社会はただ社会としてそこにあるのではなく、何か他の理由があって人々が集まる場所がコミュニティや社会と呼ばれます。「イーロン・マスクの"X"が嫌」が理由でできたコミュニティは、いわば"イーロン・マスク逆ファンクラブ"のようになってしまうのではないでしょうか。社会を形成するのは人であり、システム的なことよりも、誰が集まるかがなにより重要です。

あまりSNSっぽくないけど自然に社会が形成された良いコミュニティとしては、Instagramやオンラインゲームが挙げられます。本当に"Social"を求めるのであれば、このあたりは今後の移住先として考えてもいいのではないでしょうか。

もっとも、「脱Twitter!」で大騒ぎする人たちが本当に求めているものは、Twitterにかわる「宣伝媒体」だということはわかっているんですけどね。でも、それって"Social"なんでしょうか?

Twitterは、広告代理店がTVを通じてTVにかわる宣伝媒体として育ててきた経緯がありますから、急にはとってかわられません。そして、おそらくみんなの意志とはあまり関係ないところに"新しい場"ができあがるのだと思います。

ミニマムSNS、はじまり

今回の自由研究で作るミニマムSNSは、8月中になんとか作れる範囲で本当に小さい、最小限のものにするつもりです。

例えば、ユーザーの自画像を設定できるようにすべきが、最初はありません。もちろん今後拡張していくつもりはありますが、まずは用意された画像を選ぶだけになると思います。

しかも、ここまで描いてきたわずかな「誰得ドット絵」しか選べない!

老兵はただ増え行くのみ。

という感じで、せっかく自作するのですから普通ならありえないものを作っていく所存です。

本当に良いSNSは、「もっと、こうすればいいのに」という気持ちを持ってもらえる方々に作ってもらえればいいですからね。今回作るミニマムSNSは、誰かにそうした刺激を与えて、踏み台にしてもらうことを目標にしようと思います。

さて次回は、まず「ユーザー登録」について考え、そして作っていきます!

(つづく)

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