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遊べるドット絵『迷路』~自由研究で「遊べるものをつくろう」③

前回は、遊べるドット絵の第1弾として、『まちがいさがし』を作成しました。

今回は『迷路』に挑戦します!

ちなみに迷路を作ることにしたのは、数年前からTwitterでフォローさせていただいているYADAYUMIKOさんに影響されてのこと。めちゃくちゃステキな迷路イラストを描かれており、noteもあるのでフォロー大推奨です。

実を言うと、そもそも今回の自由研究の「絵だけで遊べる」というコンセプト自体、YADAYUMIKOさんの作品をみて「これってゲームだよな~」と思ったのがきっかけなんですけどね。

とはいえ! YADAYUMIKOさんの作品と比較されても困りますゆえ、ここは「初心者アピール」が欠かせません。そんなわけで、題材的にも良さそうな『若葉マーク』を迷路として作ってみようと思います。

まずは若葉マークのドット絵を用意!

若葉マーク2_192

はい、小さい。なんとなく手癖で16x16ドットにしてしまいましたが、いくらなんでも小さすぎます。これじゃあ迷路にできません。

若葉マーク32x32_256

というわけで、32x32ドットで作り直し。これなら、なんとかできそうです。きっと。

迷路化スタート!

若葉マーク迷路1_256

はじめに、左上からスタート、右下でゴールと決めて「道」となる白線を引きます。

なお「絵が初心者マークなのに、迷路は高難度」というわけにはいきませんから、左は左、右は右でゾーンをわけて左右を行ったり来たりしないことにします。左の黄色ゾーンから右の緑色ゾーンへの移行は中央下端で行なうと決め、そこにも白線を引きます。

前半、左半分をうねうね迷路化

若葉マーク迷路2_256

左上から中央下へ向けて道を描いていきます。

ところで最初は「先に正解ルートを決めて、そのあと間違いルートを描き加えよう」と思っていたのですが、それではうまくいきませんでした。先に正解ルートを決めてしまうと、残ったスペースに短い道(=一瞬で行き止まりとわかる)しか作れず、簡単になりすぎるのです。

なので「できるだけ遠くに向けて間違いルートを作りつつ、正解ルートを作る余地を残す」という方針に変えて道づくりを進めました。

なお、ドット絵特有の問題として「斜め」に行けてしまいそうな場所を作らないよう気を付ける必要があります。パッと見で「道は必ず直角に曲がる」とわかるようにしなければいけません。

後半、右半分をくねくね迷路化

若葉マーク迷路3_256

左ゾーンと同じ要領で、右ゾーンも道を作ります。

なお、左右を行ったりはしないと決めたものの、あまり明確に左右で道がわかれているとつまらないので、短めに間違いルートを付け足します(中央上部)。

ポイントはゴール手前。最後は「あとはゴールするだけ!」という高揚感が少し長く続くように(とはいえ目で追えるので一瞬ですが)、あえてわかれ道なしで、くねくね進むだけの道を長めに続けます。ま、気分の問題ですけどね。

若葉マーク迷路4_256

あとは道を真っ白ではなく、黄色・緑色に寄せて完成です。幼児向けくらいの超簡単迷路ですが、若葉マークを題材にしておいて大正解&大勝利という感じではないでしょうか!

オマケ

せっかくなので、画像全体を16倍に拡大し、ドット絵で描いたマップチップを配置してRPGのマップっぽくしたものを作成してみました。

迷路_初心者マーク512

かなり荒いマップですけどね。ドット絵らしさを残すためには仕方ありません(いいわけ)。ファミコン風、ゲームボーイ風を狙ったことにしておきましょう。

さて。こうしてドット絵迷路を作ってみて、まあまあ満足はしたのですが、さすがに若葉マークでは題材がつまらないですね。次回は、もうちょっとおもしろそうな題材で迷路作りに再挑戦してみたいと思います。

(つづく)


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