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自分の価値と課題を顕在化する「じぶん決算」

HR JOGをご覧いただきありがとうございます。採用マーケティングのCyberQ代表の荒井です。先日、「勝利習慣会議」というQでやっている取り組みをご紹介させていただきました。

Qがやっている取り組みの中で、もう1つ浸透したものがあり、結構自信を持ってお伝えできる取り組みがあるので、それをご紹介したいと思います。

CyberQでは、毎月末チームで「じぶん決算」という時間を設けています。1時間半くらい時間としては取っておくと良いかと思います。
「じぶん決算」とは、その名の通り毎月の振り返りをチームの前で決算発表のように行う時間です。一応フォーマットがあるのでご紹介します。

これは自分が使っている用紙ですが、内容が決まっています。みんな印刷して1枚または人数分持っていきます。

①ポジトピ全部
自分が会社に貢献した事項を全部洗い出します。業績に直接ひもづく受注や納品などはもちろんのこと、定性的な事も含みます。例えば先月は大きなアカウントを開けるにあたって前進があったり、担当役員からの期待の言葉や、サービスの終了に伴うお客様からのお礼などがシェアされていました。ポイントは自分の価値を顕在化させる事です。IRもそうですが、ファクトの価値をどう伝えられるかで、評価は大きく変わってきます。チームに自分がしたことをしっかり発表する事で、自分に自信もつきます。

②今月の点数
自分で今月は何点だったかというのを発表します。基本的には先月のマストワンに対して月末の実績が何%だったかという基礎点に、ポジトピを加味してつけることが多いです。目標が高い分点数も低くなってしまう時もありますが、点数つけなければいけないと思いつつ1ヶ月過ごすので、定量的な意識もつきやすくなります。

③来月のマストワン&達成ストーリーA・B・C
自分で来月の目標を宣言し、その目標の達成のための動きの仮説を3パターン発表します。そもそも目標が低かったりする場合はそれを指摘したりすることもあります。ポイントは達成ストーリーを3重に用意しておくことです。大抵Aプランは何かの要因でダメになるので、B・Cでリカバーできるようにしておきます。ストーリーについても議論します。

④課題&雑談トピック
③の障害になっている点、モヤモヤしていることなどをざっくばらんに議論します。大抵みんな1つや2つ不満が溜まっているものなので、ここに持ってきて議論することが多いです。

用紙をひっくり返して率直実名グロースファインダー

チームの全員の決算発表が終わったら、自分の用紙の裏面をぐるぐるチームで回して、全員が全員にポジティブなコメントを1つ、その人の仕事ぶりで直したほうがいいことや気になっていることを1つ書きます。じぶん決算の裏側に、チームのコメントが揃うイメージです。コメントに対するコメントを一人一人発表していきます。素直に直します、ごめんねというパターンもあれば、思わぬところに障害や事情があったりするので、これも組織改善にとても役立っています。Qはまだ小さい組織ですし、若手会社で信頼関係は崩れにくいので、実名で率直に褒めたり指摘しあったりしていますが、本来のグロースファインダーは匿名が肝なので、チームによってはそうしたほうがいいかもしれません。(下記参考)

やり始めて3ヶ月ですが、Qのチーム力を高める上ではめちゃめちゃワークしている取り組みです。率直にチームについて議論し、ある種のガス抜きにもなりますし、毎月信頼関係が深まる実感もあります。ぶっちゃけそれぞれの課題や弱みはすぐに治るわけでもないので、毎回テーブルに上がりますが、少しづつ改善していることをポジティブに受け入れる場としても機能します。

そのあと表彰して、ポジティブに月を締めて、来月に向かいます。

かなりお勧めできる取り組みなので、もしよければぜひ参考にしてみてください^^


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