あの人もあの人も本当のすきな人ではなかったと気づいた

本当にすきな人の目の前に立つと

緊張で震えて
何もできなくて
声も小さく弱くなって
ときに強がってしまって後で後悔して

ご飯に行きましょうというその一言が
もうすぐほとんど永遠の別れがやってくるというこの今でも
口にすることができない

大きな後ろ姿もつり目も優しい声も優しい笑顔も
今見えているあなたのすべてがすきで
毎日会いたくて
笑顔を見たくて
朝から夜まで考えてしまって
別れが迫ってくることに泣いたりして

今だって
想定外に1日会えなかったくらいで
布団の中で大泣きして
たった1人の人のためにこんなに悲しい気持ちになるのは
理由が全くわからなくて
こんなおかしな気持ちになってるのは世界で自分たった1人のような気がしてる

今までの緊張感のないデートも告白も
今までの全部を超えた存在があなたで

こんなに人生に支障が出る
毎日があたたかさでいっぱいになる
こんな年になって恥ずかしいくらいだけど
うれしい
やっと本当の恋をしたんだきっと