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結婚して18年。妻と子供たちと過ごす日々をいつか文章として残そうと考えてましたが、結局…

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結婚して18年。妻と子供たちと過ごす日々をいつか文章として残そうと考えてましたが、結局、無為に過ごしてきました。50代に入り、日々の小さな幸せとか世間での話題を少しずつ書けたらな、と思います。

最近の記事

真面目に生きる

僕が子どもたちに折に触れて言ってることがある。 「真面目に生きなさい」 「真面目」って言葉は、現代社会ではどちらかというとマイナスのイメージが有る言葉だと思う。僕も高校生くらいまでは、そう感じていた。この言葉のイメージが180度転回したのは、夏目漱石の「虞美人草」という作品を手に取ってからだ。夏目漱石は「吾輩は猫である」「坊っちゃん」などの作品を書き記し、明治時代最大の文豪である。 ただ、中学時代に「吾輩は猫である」や「坊っちゃん」を読んで、正直、この作家のどこが凄いのか

    • 中学受験の振返り⑨ -6年夏期講習まで-

      小学校4年、5年と中学受験生活を可もなく、不可もなく過ごした息子は6年生になった。入塾したときの4教科の偏差値が55だった息子は、6年生になった始めのマンスリーテストでは4教科で53.9だった。 これに対しては「よく食らいついた」という考えもあるし、「全然、変わってないじゃん」というのも、その通りだと思う。当然、開成を第1志望に考えている我が家の考えは後者であった。 まずは4教科で一度でもいいから、60を超えないと、開成という関門に挑戦することもできないと考え、新学期の息

      • 中学受験の振返り⑧ -全然、勉強しやしない-

        さて始まった中学受験。 ただ男の子の中受生をもった親御さんならわかると思うが、これがまた、まぁ勉強しない。中学受験を開始した時期は私がまだ出勤をしていた頃で、 妻と息子の間で毎日、壮絶なバトルが繰り広げられていたそう。 しかしそれはあくまで妻の側の視点で、息子からすると単に「ママが今日もうるさいなぁ」くらいの感想しかなかったようだ。 このあたりの温度感も把握していないと、妻へのフォロー、息子のモチベーション管理が矛盾を起こしてしまい、大変なことになるので慎重にそれぞれの言い

        • 中学受験の振返り⑦ -第1志望校の設定-

          親がハマり、息子に開成の良さを訥々と説明したところ、見事に口車に乗せられ、息子は開成を第1志望とした。 ただ、それは当たり前の話だが、熱望と言うより(親は学校説明会に行き、マジで熱望したが)、全国で誰もが知る学校に行きたい、というレベルのものだった。 ※:ちなみに、開成の偏差値に届いたことは4〜6年までで1度もなかったし、サピックスオープンでも合格率が50%を超えることも一度たりともなかった(サピックス偏差値で開成は67だったが、息子はだいたい48〜56くらいを往復していた

        真面目に生きる

        • 中学受験の振返り⑨ -6年夏期講習まで-

        • 中学受験の振返り⑧ -全然、勉強しやしない-

        • 中学受験の振返り⑦ -第1志望校の設定-

          上手く書けないなぁ

          中学受験のことをいろいろ書いているが、他の方々のnoteを見てみると、非常に勉強になる、と同時に自分が全然、書きたいことを表現できていないことに愕然となる。 もう少し手短に、目に止まるような表現がしたい。 構成なのか、言い回しのストックの違いなのか。。。 それでも書き続けることが多分、唯一の解決策なんだろうな、と思ってもう少し続けていこうと思う。

          上手く書けないなぁ

          中学受験の振返り⑥ -子供は自走するのか-

          新しい年度が始まり、各塾が配布する合格体験記を読んだことがありますか? なかなか成績が伸びないなど苦しい状況を経験し、子供なりに努力を積み重ね、合格を勝ち取る姿はまさに中学受験生の理想そのものです。自分の子供にこのような経験をさせ、このように成長してほしいと、この合格体験記を読んだ親御さんは誰もが思うことでしょう。 また小学4年とか小学5年とかでは無理でも、小学6年にもなれば、そのような自覚が芽生え、子どもが中学受験を自分事として捉え、自走し、親は後ろから巨人の星のお姉さ

          中学受験の振返り⑥ -子供は自走するのか-

          中学受験の振返り⑤ -中受を始める前に-

          中学受験のブログや記事などを読むと必ず出てくる「夫婦間の中学受験に対する認識の相違」問題。 というわけで、中学受験をするならば、始まる前にこれは最初に解決しておくべきです。 この問題のやっかいなところは、放っておくと中学受験がキツくなり始めたときに、問題が発生するというところです。 反対派の親から「やっぱりやめたほうがいい」「ほら、だから言ったじゃん、無理だって」みたいな発言が飛び出す。中学受験を進めてきた方からすれば、この蒸し返しはとても受け入れがたく、溝は深まるばかり、と

          中学受験の振返り⑤ -中受を始める前に-

          中学受験の振返り④ -学校説明会に行こう-

          そんなわけで息子の中学受験が始まった。 当然のことながら、どこの学校に志望するかなんて、親も息子自身も考えておらず、まずはやってみようという感じだったと思う。 息子の前にお姉ちゃんが中学受験をしており、お姉ちゃんは都内の女子校に進学していた。 それを踏まえて、妻が一番最初に考えたのは、 「男子校ってどんなモノなのかわからないから、男子校の学校説明会に行こう! せっかくだから、御三家の学校説明会に行ってみたい」 ということだった。 そして白羽の矢は日本で一番有名な進学校に立

          中学受験の振返り④ -学校説明会に行こう-

          中学受験の振返り③ -色々、予定と違ったという話-

          お姉ちゃんは都内の中堅どこの女子校に合格しており、親としての中学受験は2回目で、何となく勝手知った感覚でした。 さらに息子の持っていた計算能力の高さ、理解力の早さから、私の3人の子供の中で彼が一番、中学受験向きだと考えてましたので、勝手にそれなりの所に行けるのでは、という思い(本当に親の身勝手なのですが)でいました。 そんな中、小学3年の2月からいよいよ息子の中学受験が始まりました。 息子の中学受験における致命的な欠陥SAPIX入塾し中学受験が始まってすぐ、ある問題が顔を出

          中学受験の振返り③ -色々、予定と違ったという話-

          中学受験の振返り②

          続きです。 我が家には3人の子供がいるが、親から見て長男が一番、中学受験に適性があるように思えました。 長男が中学受験を目指し、入塾したのは小学3年の2月です。まぁ、標準的なスタートですよね。 塾に入る前の習い事さて、入塾する話の前に習い事の話です。 長男は、小さな頃から習い事をさせてきました。 水泳、サッカー、体操、少林寺拳法、お茶、などなど…。 そのなかで唯一、続いたのは「そろばん」です(それ以外は、まぁお察しということで)。 怖いおじいちゃん先生のそろばん教室だ

          中学受験の振返り②

          中学受験の振返り①

          おはようございます。 2月も10日を越えて、2023年の中学受験もだいたい終わりましたね。 うちもご多分に漏れず、中学受験を経験してます。去年のことです。 本当はすぐに書けばよかったのですが、あまりにもあまりな状況でとても書ける状態ではありませんでした。ってゆーか、中学受験を綴れる人ってホントすごい。日々、気持ちが散り散りとなり、徳を積むための修行かと思うほど、親としての度量や人間性が試される中学受験。 無理無理、もうぜーーーったい無理。 あれから1年が経ち、ようやく落ち

          中学受験の振返り①

          深海魚の出会い

          前回のnoteで奥さんとの日常を書いたのですが、今回はその続き。 生まれてくると人生にはモテ期が3回あるというけれど、振り返ってみてもそんな時期は全くと言ってなかった。中学、高校と男子校だったし、大学も経済学部で男女比は9:1だった。 就職しても、その比率は変わらず、僕の周りにはほぼ男しかいないと言っても過言ではなく、女友達なんて言える人はほぼ一人もいなかった。 それがもの凄くコンプレックスだったし、世間の女性は見る目がない!と本気で憤っていたのは、誰にも言えない黒歴史の一

          深海魚の出会い

          妻との日常

          会社の同僚の人たちと飲み会で夫婦の話題を聞いているときに、一番違和感を感じるのは、奥さんとの会話があまりにも少ないな、ということです。 え、マジで? というくらいに二人の時間が少ないんですね、世間一般では。 コロナ禍に入ってからほぼ毎日、奥さんと1時間ほど散歩します。その際、いろいろなことを話します。 子供のこと、仕事のこと、将来のこと、お金のこと。 芸能ニュースからネットニュースまで何でもござれで話します。同じ話題も構わず、何度も話します。 ちなみにコロナ禍突入前は、

          妻との日常

          家族であることの大前提

          会社で家族の話を聞くとき、よく耳にするのが「奥さん(または旦那さん)にはたくさん不満があるが、子供は可愛い」というやつです。 これは聞くたびに、心のなかでは不思議に思うのですが、社畜である僕は空気を読み、周りに忖度して「そうですよねー」などと心にもないセリフをはきます。 最初は「みんな、惚気けたりするのが恥ずかしいからこういうことを言うのかな」と思っていたのですが、流石に20年近く、同じような論調を聞いていると「あれ、世間とうちってズレてる?」とか心配になってきます。 世間

          家族であることの大前提

          まずは自己紹介

          初めまして。 都内で会社勤めのごくごく普通のサラリーマンをしてます。 結婚して18年が経過し子供は3人。上から長女、長男、次女という構成です。世間的な普通に比べると子だくさんといったところでしょうか。 さて基本的なスペックですが、まぁ「The 普通」です。 学校の成績や運動神経も大体、真ん中でした。昔からぼーっと物事を考えることは好きでしたがアウトプットするのが苦手で、つまるところただぼーっとしていただけ。誇れるものも特になく、エゴサしても自分の記事など一つもありません

          まずは自己紹介

          noteで書くこと

          日々、徒然に物事を考えることは好きだけど、世の中には素敵な考えが沢山あることをブログやSNSで知ったので、僕も少しでいいから何かを残したくなったのかもしれません。 何を書いてもいいのだろうけど、自分の中でアウトプットできそうなことはそう多くなく、まずは、よく頭の中で考えることを書いていこうと思います。具体的には以下のようなカテゴリーのことを書き記そうと思います。  ・日々の雑感  ・幸福について  ・子育てについて  ・中学受験について 書くことに慣れたら、これらカテゴ

          noteで書くこと