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#私を構成する5つのマンガ

noteのお題企画。5つにしぼるのが大変でした!

本当はジョジョとカイジとアカギも絶対に外せないのですが、これらと遊戯王は「私を構成するマンガ」というより、「僕らの世代を構成するマンガ」だと思っているので、遊戯王に代表させる形で他はやむなく外しました。

あまり真面目にマンガの紹介をしていない(あらすじなどは書いていない)ので、気になるものがあればググってみてください。


リアル

このnoteのお題企画では『スラムダンク』を挙げている方が多いように見えましたが、同じ井上雄彦先生の車いすバスケの『リアル』もすさまじい作品です。

初めて読んだのは非常に絶望的な気持ちを抱えていた時期、場所は電車の中だったのですが、思わず涙がこぼれました。

自分は今もそうだけど、普通の生き方ができない人間なので……。

当時はそのことに深く悩んでいましたが、今ならその分他の人にはできないことができると思える。

人間としての本質的なあり方・生き方というものを、悩みや苦しみそして喜びも成長も全部詰め込んだリアルな人間の物語として提示してくれるマンガです。生きづらさを抱えている方にはとくにおすすめ。


イエスタデイをうたって

このマンガを読んでいると、古き良き時代の空気を吸える気がする。絵が美しい淡い恋愛物語。

舞台は現在よりも街の風景や人のこころに余白があった、20年ほど前。

いろんなことがまだ突き詰められていなかった。人がまだ穏やかな気持ちを持っていた。そこかしこに十分な可能性があった。期待があった。良い意味で、闇がまだ駆逐されていなかった。

正確には時代設定が少し違うようですが、ほかにも古き良き時代の空気を吸えると僕が思っている作品には、アニメだと『serial experiments lain』や『GTO』、ラップだとキングギドラの『空からの力』などがあります。

冬目景先生が描き出す景色に流れる静かなリリシズムは、僕のこころにも流れています。


遊戯王

僕が小学生~中学生くらいの頃、男子はみんな遊戯王カードゲームをやってたし、漫画も読んでいるような状況でした。

しかもさらに大学生のときに自分たちの間で再びブームが来て、また始めるくらいの感じ。

ニコニコ動画の黎明期には遊戯王MADが大量に投稿され、みんな片っ端から見てた。

もう僕らの世代を流れる血といっても過言ではないくらい、深く根付いているマンガ。

遊戯王や、5つには入りきらなかったけどジョジョやカイジやアカギは、もはや日常会話に入ってくるレベルで浸透してるんですよね。

遊戯王じゃないカードゲームを友達とやってるときにもなぜか「俺のバトルフェイズはまだ終了してないぜ!」とか言ってみたり、
麻雀やったらみんな自分がアカギになったような気分で「悪いな……頭ハネだ……!」とか言ってみたり。

僕は現在もハースストーンやMTGAなどのデジタルカードゲームをプレイしているのですが、カードゲームというものに触れるきっかけを与えてくれたのも遊戯王ですね。

ブルーアイズ・ホワイトドラゴンやブラック・マジシャンに胸をときめかせていたあの頃の気持ちは、何歳になっても失いたくない宝物。


あずまんが大王

たびたびnote上でも話している今はいない親友と、学生時代に友達になったきっかけがこの『あずまんが大王』を僕が貸したことだったんですよね。

いま振り返ると、『あずまんが大王』というマンガの立ち位置が絶妙。キャラクターのかわいさだけを追求したマンガでもないし、笑える四コマ漫画の不朽の傑作で。

あの局面に『ONE PIECE』だと知名度がありすぎて他人行儀だろうし、『ピューと吹く!ジャガー』や『カイジ』もどこか違う気がするし、『GUNSLINGER GIRL』や『苺ましまろ』まで行くとやりすぎだったと思う。

『あずまんが大王』のキャラクターのかわいさや、ユーモアの感覚は、十代の僕の日々を確かに支えていました。

当時は2020年現在とは違い、オタク文化に対する偏見が根強く存在していた。

そんな中でも僕はたくさんのマンガを読み、たくさんのゲームをして、たくさんのアニメを見た。それは何も間違っていなかったのだと思う。


ヤサシイワタシ

僕は毒親育ちであるためか、「寂しさ」が人生の通奏低音になっていました。

味方がいない、頼れる人がいない、世界と自分とのあいだの激しいミスマッチ……。

そんな脆弱さ・不安定さが、僕の知る限り、もっとも上手く描き出されているマンガだと感じます。

同じひぐちアサ先生だと野球マンガの『大きく振りかぶって』も良いですが、より作家性の強い『ヤサシイワタシ』が僕は好きです。


あるいは僕は昔の大学生活にも興味があるので、木尾士目(『げんしけん』などで知られる)『四年生』とともに、そういう視点でも好きです。

大学生活が描かれるマンガ以外の作品なら、時代はかなりさかのぼりますが、村上春樹の『ノルウェイの森』や、高野悦子の『二十歳の原点』も好きです。

ちなみに『二十歳の原点』は、あずまんが大王のところでも出てきた今はいない親友に借りて読みました。



さて、そんな感じで #私を構成する5つのマンガ を選んでみましたが、自分を解体していくようで楽しかったです。

いかにマンガが自らの血となって体内を流れているか、改めて気づかさせました。今はジョジョリオンを読んでいる途中です。

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