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【ワンコイン・リーグ】2024.03のまとめ【犯行現場の乱】

カジュアルおじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。

※本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシーより。


◆ワンコイン・リーグ2024.03終了

御無沙汰しております、ワンコイン・リーグの経過報告です。
身内のライブ配信者・動画投稿者を巻き込んで企画した「毎月500円の予算でデッキを強化するリーグ戦」の、2024年3月のすべてのマッチが終了しました。

2ヶ月目となる今回からは、先月使ったデッキに500円で強化を施して戦うことになり、対戦相手の変化を意識して対策にリソースを使うのか、自身の強化計画を全身全霊で推し進めるのか、各自の判断も注目のポイントでした。

なお、今月から諸般の事情により葉寺さんが離脱しました。
彼のアゾリウス・コントロールは確実にTier1の一角を掴む逸材だっただけに残念です。

※詳細なルールについてはこちらの記事をご参照ください。


◆カード購入フェイズ

今月はすでに基礎となるデッキが存在しているため、シーズンはカードの購入からスタートした。

3月の購入フェイズで先陣を切ったのは、先月のリーグを見事【ラクドス・ドラゴン】で全勝した沼山くろ

前回のデッキで強さを確かめた《コラガンの戦争屋》を追加購入してデッキのかたちを整えたほか、《栄光をもたらすもの》《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》など安価で強力な5マナ域のカードを手に入れて、己の王座を盤石にする構え。

また、「手持ちから追加ルール」が「その時点での最安金額を参照する」ように変更されたことを利用して、《強迫》《ショック》など基本的な対策カードも手に入れる抜かりの無さを見せている。

これに続いたのはアズ
先月は強力なカードにも恵まれ、質の高いクリーチャーによる【ボロス・ブリッツ】を構築するも、土地に嫌われて辛くも勝利を逃すという場面が見られた。

今月は土地の安定感の無さから少し遅めのプランへの変更を匂わせる。
特に《炎心の決闘者》《門道急行の事件》などの既存の赤白アグロ軸をズラさずに採用できるクリーチャー除去を安価で確保できたのは貴重であり、先を見据えた闘いぶりに既に期待が高まる。

3番手はエニィ・ターゲット
前回はバラバラに散った色を取りまとめるべく、マナベースに並々ならぬ強化を重ねて【5色ランプ】を構築するに至ったが、今月はその耕した畑を実らせんと大量の強力カードを購入している。

なにせ「各月の最下位は翌月の予算が1000円」なので、パワーが足りないと思ったカードを総入れ替えすることすら可能なのである。
《過去の追体験》《女王スズメバチ》などの重めのカードの追加が特徴的で、難敵である重コントロールを使う相手が空白となった今こそが、王座に手を掛ける最大のチャンス。下剋上のときは来たれり。

これに続く小川は、今月もマイペースに強化を続ける。

先月の【ゴルガリ・ミッドレンジ】の不安定さを克服すべく、軽めのクリーチャー除去やサイドボードから取れる対策カード、格安の2色土地などを広く購入して5位から追走の構え。

広範囲のクリーチャーを対象に取れる《無情な行動》や、メインでも通用する対策カードの《ゴルガリの魔除け》など、黒緑らしい手堅い選択が光る。

最後は首謀者・はれのち
先月は初期デッキのパックから引いていた《謎めいた外套》が存外に優良カードであることに小躍りしている内に、3勝2敗でオポネント差の2位などという半端な位置に収まってしまったので、今月狙うは文句なしの2位。使用するデッキは【エスパー・ミッドレンジ】

遠方のショップに足を運んでは、大人げなく本気で格安コーナーを物色し、《石の宣告》に始まるそこそこ強力なレアの除去など合計5枚を30円均一で入手。(写真左上)

残りは手持ちから思い入れのある《軍団の天使》《太陽の勇者、エルズペス》などを追加していき、主にフィニッシャー足り得る中~終盤の戦力を強化。最後に《神憑く相棒》を投入してデッキに締まりを持たせた。

写真左上 30 x 5 = 150(ショップで購入)
写真右上 30 x 6 = 180(最安参照30円)
写真左下 20 x 4 = 80(最安参照20円)
写真右下 80 + 10 = 90(各最安参照)
合計500円

記事を書いている本人なので、都度必要な写真を用意できる。

◆使用デッキ報告フェイズ

「買ったカードは自慢したいし、友達のデッキの内容なんか大体知ってて顔を見るだけでメタを張れるのが小学生だと思っている」理論で、今月も継続して最初の対戦までに使うデッキは写真か画像で提出することになっている。

相手によってデッキの変更が可能であることを危惧して、今月からリーグ参加中のデッキ調整が行えなくなったので、ここで提出するデッキの重要度はかなり増した。

なお、デッキがシングルトン気味になっている参加者より「カードの種類が多くて、実は先月のツールでは表示し切れない」との申告があったので、今月から使用するツールは自由となった。

※私は今回は茂里さんのデッキ画像作成ツールをお借りしましたので、微力ながらこの場で紹介します。ありがとうございます。

以下、使用デッキ(3月)の紹介。

先月1位
ラクドス・ドラゴン

沼山くろ

元々完成度の高かったデッキがより強度を増し、頑強なドラゴン軍団が王座を守るべく立ちはだかる。


先月2位
エスパー・ミッドレンジ

はれのちしとど

採用カードにバラつきがありリミテッド感は拭えないものの、デッキ全体としては調和が取れてミッドレンジとして完成に向かっていると思う。


先月4位
ボロス・アグロ

アズ

ミッドレンジに囲まれた遅めの環境に対応して進化してきている。
先手ブン回りの良さにも期待。


先月5位
ゴルガリ・ミッドレンジ

小川めぐみ

先月の《グリッサ・サンスレイヤー》と《スラーン》に加えて、低マナ域の強化が進んだ印象。序盤を凌いで高マナ域のフィニッシャーに繋げれば勝機は十分ある。


先月6位
5色ランプ

エニィ・ターゲット

前回最下位からの猛烈なデッキ強化を見せた。
終盤における絶対的な支配力を活かすことはできるか。


◆対戦結果

というわけで、前項までは対戦開始前に書いていたのでこれから盛り上がるかのようですが、ここから先を書いていると言うことは3月のマッチは既にすべて終了していますので、時を飛ばして対戦結果をおしらせします。

まずは順位から。

1位 沼山くろ ラクドス・ドラゴン

・全マッチ先手と致命的なマナトラブルも起きずツキもあり全勝できました!
・今月は2マナ域補強+フィニッシャー強化+サイドボード作成
・クリーチャーを戦闘面での通りの良さ、ブン回り重視で選んだ結果タフネス1だらけに
・《強迫/Duress》サイドに4枚。このルールでは10円。強い。

感想コメントより。

2位 アズ ボロス・アグロ

3-1で勝ち越し、やはり・・・暴力・・・暴力こそ正義・・・
だがドラゴンに人間は勝てなかったよ・・・

デッキ良かったところ:
門道急行の事件やばいくらいつよい、4枚買ってよかった
デッキ悪かったところ:
ダニの監視者1枚はなめてました、2~3枚欲しい

感想コメントより。

3位 小川めぐみ ゴルガリ・ミッドレンジ

風の強い日が続きます。皆様いかがお過ごしでしょうか。小川めぐみです。
ボクはベランダに置いていた灰皿が空っぽになっており「自動清掃機能付きじゃん、やった~」と思うなどしておりました。
さて、このワンコイン・リーグにおけるボクのデッキにも新風が巻き起こったと言ってよいでしょう。
それは前月の買い方から反省を得、一転特化ではなくデッキの全体的な強化を目的としたカードの大量購入を行ったことに起因します。
「デッキの回しやすさが格段に違う!」
まだ肌寒さの残る夜の風よりも肌へ突き刺さるように実感しました。デッキは60枚でデッキなのだと。
来月はどんなお買い物をしようかな。

近き春へ歩み寄り 小川めぐみ

感想コメントより。

4位 エニィ・ターゲット 5色ランプ

1000円使って3敗しました!!!!!!!
しかしもはや我がデッキの切り札たちは最強の布陣、次に求めるのはリソース確保でしょうか。
色基盤は揃っているので全く違うデッキに切り替えても面白いかもですね。
信じるか信じないかはあなた次第、どうも関暁夫でした。

エニィ・ターゲット

感想コメントより。

5位 はれのちしとど エスパー・ミッドレンジ

雪代の 犯行現場に 倒れ伏し

続いて、詳細な対戦結果。

「玉座は私のためにある」
沼山くろのドラゴン軍団が防衛に成功し、再度全勝しての1位。
デッキの粗削りな部分が調整され、精度を増した【ラクドス・ドラゴン】の翼には傷一つ付かないのか。

しかし、他の参加者も月を追うごとに、着々と刃を研ぎ澄ませて竜王の牙城を突き崩さんとしています。来月の進展にも期待です。


◆おしまい

以上、ワンコイン・リーグ(2024年3月)のまとめでした。
私はみんなの鋭い刃の前に全敗しました。

また来月末にでもご報告できたら幸いです。
ご清聴ありがとうございました。

著者近影

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