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Mac miniでの映像出力時の著作権保護による視聴制限の場合分け調査結果

音楽サービスは、iTunesを始めデジタル著作権保護が廃れましたが、映像作品に関してはストリーミング時代においてもまだまだ制限がかかっている場面に出くわします。

今、自分がメインマシンとして使っているMacは、個人的にはWindowsよりもデジタル著作権保護が厳しい印象がありますし、実際にその保護によって鑑賞出来ないこともあります。

MacBookやiMacのような、本体・モニター・スピーカーが一体となっているマシンでそのマシンのみで鑑賞する場合は著作権保護による制限がかかることはまず無いでしょうけれど、Mac miniのように本体・モニター・スピーカーを別々で用意して組み合わせる場合は、結構制限が出てきます。

なんで見られないのかな?と思うことがたびたびあったので、自分の環境下で分かる限りを調べてまとめて見ました。

(本体)
M1 Mac mini 2020 Monterey 12.3.1

(モニター)
USB-CからDisplay Portに出力している4Kモニター
HDMIポートからつないでいるフルHDモニター

(サウンド)
Mac mini本体内蔵スピーカー
USB-C出力側のモニターの音声出力ポート
HDMI出力側のモニター内蔵スピーカー
AirPods 3
Bluetooth接続のGoogleHome miniスピーカー

(動画配信サービスなど)
DAZN
Amazon Prime Video
Torne mobile(iOSアプリをM1 Macにインストール)

(使用ブラウザ)
Safari バージョン 15.4

これらを組み合わせて調べた結果がこちら。

名称未設定

Torneは音声をHDMI出力するのが鬼門だということがまず分かります。あとはUSB-C出力側のモニターのみだと、ストリーミングはダメと言うことですね。DAZNとAmazon Prime Videoで全く同じ挙動ではなかったので、もしかするとNetflixやHuluなどでは結果が異なるかも知れません。

デュアルモニターではない場合は、Mac miniからの出力はHDMIの方が良いですね。USB-C出力は怪しい。

あくまでこれは私の環境のみでの話ですので、どんな機器でも同じ結果になるとは限りません。M1 Macは画面出力周りで結構挙動が怪しいことが多いようですし、OSのバージョン、使用ブラウザ、配信サービスによっては全く違う結果になる可能性もあると思います。

問題は、デバイスごと、配信サービスごとにこういう組み合わせがあり得ることですよね。

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