見出し画像

Voyageという新しいサッカー雑誌を買いました

Twitterで情報が流れてきて知った、新たなサッカー雑誌「Voyage」を早速買いました。

ネットで申し込むと送料は100円で、ゆうメールで届きました。ゆうメールは郵便よりも配達が遅いので、購入手続きから届くまでは配送以外のタイムラグがほとんど無かったんじゃないでしょうか。

ネット全盛のこのご時世に新規の紙媒体の雑誌を立ち上げる困難さは素人には想像も付きません。
直筆のメッセージカードも入っていまして、意気込みを感じると共に、このボリュームとモチベーションを長く保ち続けられるのだろうかと少し心配になってしまうくらいです。

取り上げられているクラブは、
JFLの奈良クラブ
茨城県1部リーグの境トリニタス
九州リーグの佐賀LIXIL FC
の3つです。創刊号でJリーグクラブが一つも無いと言う時点で「すごい」としか思えません。我が語彙力の少なさもありますが、ネットメディアでも取り上げられづらい情報を届ける、という方向性を明確にしているのでしょう。

他は個人をピックアップしている記事として、ビーチサッカーの桑島選手と、セカンドキャリアの紹介としての神山竜一氏・中村北斗氏の紹介。

刺さる人には刺さるけど刺さらない人が大多数、というのは少量多品種生産が一般的になりつつ現代社会において、スタートアップの手法としては当然の選択肢ではありますが、それにしてもVoyageのスタイルには覚悟を感じます。

日本サッカーメディアにおいては、常に取り上げられる分野は、海外特にヨーロッパの情報、日本代表、Jリーグがこの30年弱が主流です。あとは高校サッカー、ユース年代くらいでしょう。それ以外のカテゴリーでは、メディアが飛びつくようなネタ(岡田武史社長のいるFC今治とか、流浪人岡山一成のいるクラブとか)があると瞬間的に露出が増えますが、ごく普通に毎日サッカーに取り組んでいる99%のクラブや選手は目立ちません。

Voyageがとてつもなくニッチなその分野に特化したサッカーメディアとして成功すれば、日本のサッカーメディア、スポーツメディアにも大きな影響を与えることになるのではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?