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FLお返事集2022年9月号

HS書架代表、春紫苑です。

アルパカコネクトの納品ノベルへいただいたファンレター。それらにしたためた春紫苑のお返事を集める、『FLお返事集』。今回は9月号になります。

アルパカコネクトってなに?と興味を持たれたあなたには、こちらの記事で紹介しているので、ぜひご覧ください。

※なおこの記事にリンクしたノベルは、すべて(C)アルパカコネクトに帰属しています
春紫苑/ホワイトレター/(C)アルパカコネクト

9/10 リーフェンシュタール様・リーリエリカ様『対岸の花/クレオメの花束』

 今回も二千字フル活用のFLありがとうございます!

 二人の馴れ初め物語、書かせていただけて大変光栄でした。

 今回の叔父の件、我々ライターは依頼文とキャラクター設定を中心にイメージを膨らませていきますので、書いてあることは書けること。みたいな認識になっちゃいました。申し訳ございませんでした。

 おっしゃっていただいた通り、キャラクター情報に危険物があるなという場合は「この設定はまだ使えません」等付けておいていただけると大変助かります。

 もしくは、プロフィールをその年齢の時の設定にその時だけ置き換えるなど。

 依頼文も文字数制限ありますから、情報のやり取りほんと難しいですよね。

 ホワレのワールド規定、よく引っ掛かります。この前も別依頼で引っかかりました(笑)かなりしっかり決まってるので、ホテルとクレオメに関してはちゃんと調べて書きましたので、ご安心ください(笑)

 リーフェン氏の瞳、私も深海のイメージだったのでバッチリマッチしてて良かった!

 今は海底を向いてそうな彼ですが、近い未来、海面から透ける光に気付いてほしいなと期待しております。

 今回幼いリーフェン氏を書いて、彼がリーリエ女氏の見た目じゃなく内面に惚れてるんだなってつくづく思いました。書けて楽しかったですし、またこの二人を書かせていただければ光栄です。人物も掴めてきた感じですし! これから先を考えると辛いですが……見届けたいです。

 というわけで、またのご依頼お待ちしております(笑)二人の思い出を沢山キラキラ積み上げましょうっ。

9/17 リーフェンシュタール様・リーリエリカ様『息子/霞草のリース』

 今回も長文のお返事ありがとうございます。一通目見させていただいて、メールの既読済表記が黒いままで「?」となっていました。まさか二通目が来ているとは想像だにしておらず(笑)大変楽しく拝読させていただきました。

 三人称視点、あまり書き慣れてないもので違和感ないかドキドキしつつでした。私の文章、三人称にしてもなんか一人称風味が抜けず、特に人の内面を多く書く場合その癖が出やすくて。

 親方視点のおまけも、なんで急に他人で来た?……とならないかな……と(笑)

 ですが楽しんでいただけたようで良かったです。

 さて、今回ちょっと私の創作スタイルの話をするのですが、私が物語を綴るとき、キャラクターをまず作り込み、その視点から世界が造られる形になってます。この創作方法は作家さんによって違いまして、世界設定からの人、ストーリー展開からの人、様々です。

 ぶっちゃけPBWのような、他の方のキャラクターを描写する場で、私のスタイルは博打でしかないんですが(笑)お二人に関してはキャラクター情報も概ね齟齬なく重ねてこれているようです。

 他の方もキャラクターと照らし合わせて物語を書かれていると思いますが、私は特に、舐め回します。隅っこまで突き倒します。何故ならそこにしか彼らの『生き様』や『人間性』を知るための手がかりがないからです。こんなやり方ですので、二人の情報量が作品の要なんですよね。

 ノベル依頼を申請いただくと『発注時のキャラクターシートも送られてくる』ので、そこが結構重要な情報収集の場となっておりますし、参考にさせてもらう場所なんです。

 一応、回を重ねるごとに情報が増えるので、一作目よりは二作目、三作目は更に……と、理論上は良い作品になるはず(笑)もちろんそれに伴う情報収集は他でも重ねますので、そうなるよう頑張るつもりです! そんなわけで、長くお付き合いしていける物語は私の中でも楽しいものになります。知れば知るほどその人物が見えてきて、私の中で動いてくれるので。

 また、こうしてFLで書いていただけてることも重要です。ここから拾わせてもらう情報も多岐に渡ります。PL視点で見たキャラクターには、創作されたキャラクターからは見えない情報が沢山あります。

 今後もおつき合いさせて頂ければ嬉しく思います。スナイパー関係とかも勉強しておきますので!

 私も文面長くなってきた……入るかな?←サンプル欄は合計二千字までしか書けない

 イリスちゃんと再会(?)できる日も楽しみにしてますね。ありがとうございました。

9/17 トゥーリ様『水との縁/幼い壊れ物』

 初ノベルのご依頼・個人企画ご利用も第一号、ありがとうございます。キャラクター性の解釈間違いはしてなかったでしょうか?

 私は一人称小説を主に書いてきた身であるため、指定がないと一人称で書きがちです。キャラクターシートの情報も拾いまくるので、このネタまだ出してほしくなかったー! みたいなのがあったりしないかドキドキもので。楽しんでいただけたなら良かったです。

 普段は殺伐系や戦闘描写をご依頼いただくことが多いので、可愛い女の子の日常描写、ひゃっふぅ♪しながら書かせていただきました。元気っ娘も大好きなんです。楽しいご依頼、ありがとうございました。

9/19 ラモン様『夜の大立ち回り/裏事情』

 三度目のご依頼ありがとうございました。そしてFL前に四度目が来ていて「ふぁ!?」となっていました。大丈夫、嬉しい悲鳴です。続きが来る想定していませんでした。

 アドリブ歓迎にも感謝。ラモン様は格好良くあってほしい願望で捏造した諸々が受け入れていただけて良かった。
 まだライターとしては一ヶ月の新参者ですし、何をどこまでなら許されるかの線引きが曖昧で、嫌じゃないかなと心配になりつつ書いているので、やってもいいよ! と明言していただけると安心感半端ないです。よし、ガンガンやります。

 戦闘描写も喜んでいただけて有難い。戦闘大好きなので、ほんと嬉しい。只今、有難くも複数のご依頼をいただいております関係上、少し遅くなってしまうのですが、続きも全力で頑張ります。

9/20 姜 熊蜂様『グランドノベル・パカデミー』

 まさかグラノベでFLをいただけるだなんて想定しておりませんでした。有難うございます。

 遅くなっただなんて、微塵も思っておりませんのでどうかお気になさらず。むしろ、300文字という文字数にそれ以上のお言葉をいただき恐縮でございます。

 ライターになりたての私は、去年の雰囲気だったり、グラノベの書き方だったりが理解できておらず、正直不安ではあったのですが、こうして良かったのお言葉をいただけ「また次もやろっかな♪」なんて気分になっております。

 書いてる時は大混乱しておりました(笑)担当する方々のデータをいただいたものの、誰をどのように繋げればちゃんと全員出演できるのか。これは、どのライターさんもきっと悩まれたことだと思います。ぶっちゃけ、この状況に身を置いてるのは私だけじゃない。という気持ちがだいぶん私の心を救ってくれた気がします(笑)

 その中で熊蜂さんは、わりと「どうしよう……」となったキャラクターでした。

 というのも、大抵の方が役者さんの名前を書いてくださってたのですが、それがなく……運営様に「これは名前を勝手に決めるものですか?」と確認したのですが「そのままでよろしく」と返ってきたのです! え、みんな……役者の名前言ってるのに……? と。そこで同じく役者名の無かったニックさんがペアに決定いたしました。

 そして、どうやったらこの違和感を払拭できるだろう……と、悩む中、天啓。

「当人になりきるしかない!」口調とかも指定がなかったため、そのまま熊蜂さんの口調。これはもう「本気で当人になるんやな!」と、納得。
そんな経緯でガチコスプレイヤー熊蜂さんが誕生致しました! 指もとても滑らかに動いてくれましたので、きっと声優さん、ノリノリだったんですね。

 というわけで、奇跡の結果生まれたのがあのノベルでございます。これからも、皆さんに楽しんでいただける文章が綴れるよう、精進いたします。

9/20 ジェイムズ ライベン様『再会/後日談』

 二回目のご依頼、そしてFL有難うございます。二人の今後は私もとても気になっていたので、再依頼いただけてすごく嬉しかったです。

 そしてこういった展開大好きなもので、超過するだろうなと思ってたら案の定書き過ぎましたね……。削らずそのままお渡ししたかったんですがそういうわけにもいかず……書くより削る方が疲労するのはライターあるあるだと思います。

 初めてご依頼いただいた時からなのですが、ジェイムズ氏の「心の傷」が、私のドストライクでして、その辺を掘り下げたくってしょうがないもので、どうしても書き過ぎます。今後の二人の生活も是非とも見守らせていただきたい! 大歓迎でございます。こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。

9/25 ラモン様『夜の大立ち回り―その後の顛末―/無駄な矜持』

 追加依頼とてもびっくりしましたが、嬉しかったです。ありがとうございました。

 一応筋道は考えていたのですが、続きをいざ書くぞとなったら千文字に収まる内容じゃなかった……。

 その余波で今回ラモン様の戦闘シーンが入らず、ボコッといた申告のみになっちゃいましたね。

 この度のラモン様ですが、自分だけの問題ではないことに対処すべく、ディレッタントとしての動きをしていただく感じに書き上げました。カジノは要人も多く来店する場ですし、今回騙された中にいないとも限りませんでしたしね。

 ラモン様は賞の絡むイベントにほぼ出ていないとのこと。ラモン様らしい。形や数値に自分の価値を求めない強強メンタル! だからこそ揺るぎない、芯があるのだなぁと納得しました。

 そして……ネストレ氏みつけましたーっ! 確かにホワレルールでは色々想定外な御仁、収まりきらなかったか……と、笑ってしまいました。さすが物の怪(笑)イラストも楽しみにしています♪

9/27 クロト クロフォード様【黒蜜】『水と風の縁/先輩の願い』

 FLありがとうございます。踏み込んで書きがちな作風なので、いつも解釈間違いをしていないかドキドキものなのですが、概ね問題無かったようで良かったです。

 作品を書かせていただく時、初めての方は大抵ノベルを全制覇させていただくのですが、何か理由があってこうしている。という設定、大好きでして。まだ踏み込んで表現されている方もいらっしゃらないようでしたので、踏み切らせていただきました。

 こういうのってタイミングがあって、普段のぐうたらしている様子というのがきちんと描写されていませんと、実は……に重さが出てきません。だから私は、大変美味しいところを書かせていただけた幸運なライターです。皆さんの作品あってこそでした。

 またうちのフェータとも仲良くしてやってくださると嬉しいです♪
次は遊戯園でご一緒させていただけますこと、楽しみにしております。ありがとうございました。

9/29 ルーシェリア様『一粒真珠/真珠の決意』

 FLありがとうございます。今まで戦闘ものとか殺伐系ノベルを多くやっておりましたため、華やか系、いけるかしら? と、不安になりつつ(笑)楽しく書かせていただきました。女性同士のペアでのご依頼、初めてでした!
むしろこの戦闘狂に依頼を投げるの、不安じゃなかったでしょうか(笑)どうやらお楽しみいただける内容に出来たようでホッとしております。

 楽しいご依頼ありがとうございました。ルーシェリア様の今後の活躍も期待しております♪

9/30 姜 熊蜂様『憧れの形/祝い茶器』

 特大FLありがとうございます! グラノベからの縁でご依頼、大変嬉しかったです。

 それはそうと、クリエイターページが開いているなら、申請に遠慮なんてしなくて良いんですよ(笑)

 どのライターであってもそうなので、ガンガン依頼しちゃってくださいね。

 さて、今回のノベルについて。私が熊蜂さんに抱いた印象は「臆病は好奇心の裏返し」でした。

 といいますのも、彼女は「苦手を克服しようと踏み込むことができる子」だったからです。ただの臆病なら、知ろうとしない、足掻かないだろうなと。

 なので、一人の時は気負いなく、気持ちの赴くままに行動できるのではないかと考え、その結果があのノベルとなりました。因みにおまけは、添付の画像を見て、ポットの出番が望まれている!と思ったからです(笑)楽しんでいただけたなら良かったです。

 グループノベルとなんかの布を着せられた熊蜂さん、楽しみにしてますね。

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