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社労士開業までの道-事務指定講習を受けるかどうか-

社労士になるには「2年間の実務経験」が必要。
これまで15年くらい携わってきたので実務経験はあるのだけど
実務経験の証明書を以前勤めていた会社に作ってもらうのも何か気が進まず
資格を取ったのが結構前だし、様式も変わっているだろう。
そしてこういう機会が無いと復習しないので、受講することにした。
金額77,000円!

申し込んだ後で開業して10年ほどの社労士の先輩と話したときに
先輩「あれは受けなくって良いよ!今は書き方とかネットとか出てるしそれ見たらいける。もう申し込んだ!?」
先輩「そのお金を特定社労士受験するのに使った方がいい。そっちの方がよっぽど勉強になる。」
とのこと・・・・。

もう申し込んだし。

”いかなる場合も返金しません”って書いてあったし!

私「事務指定講習、社労士六法とかついてたし・・・」
先輩「あー、あれ使わんわ。」
という事で、

後の祭り。


という事で、事務指定講習をまじめに受けている次第でございます。

事務指定講習の内容は
前半は、起業して支店まで出したのに2年ほどで廃業となる波乱万丈の不動産業の手続き、
後半は、従業員が次々事故や病気にあう、ついていないのか、いや何か憑いているのか・・・という頑張る飲食店の手続きです。

事故の状況とか、架空なのに「うわっ」と思ってしまうのは私だけだろうか。

そして、社員の母を扶養手続きするのですが、母子の年の差15歳というドラマティックな社員がいる。(多分、母を年金受給者にしたらややこしいからか・・・?)

そんなことはよくて、

2年要件を満たしているけど事務指定講習を受けてどうだったか


まだ前半の書類作成のフェーズで、後半にオンライン講座があるのですが
今のところやってよかったです。(77,000円の価値があるかは?ですが・・・)

実際の実務ってすべての業務に携わり続けるわけではないので
以前やったことがあっても様式が変わっていたり
めったにない手続きは忘れている。
復習する意味ではよかったし、多分これがなかったら自分ではこんなに自習しない。(出来ない)

そういう意味でやってよかったと思ってます。

あと、強制的に開業は事務指定講習受講書をもらえてからとなり、開業は早くても今年の夏だ。
見切り発車で開業するより、準備期間を強制的に取ることは私の性格的によかったからだ。

そして、教材として事業所や従業員のサンプルデータがもらえたことで、給与ソフトに入れて動作を試してみることが出来た。
これが私には大きかった。

ということで、私にはメリットの方が大きかったかな、という結論です。

ちなみに、前半の書類作成通信講座は2回に分けて提出したのですが
初めの手続き系は3日ちょっと(土日含む)
後の給付系は2日ちょっと(土日含む)
で出来ました。
久々の手続きとか、やったことない手続きはやっぱり時間がかかりましたが
実務経験ある人には簡単だと思います。
給付系の方が進みが早かったです。最後の労災給付に時間がかかるかなぁという感じですが、最後なので頑張れます。





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